「③大手進学塾・新4年通塾編」の今回は、新4年・三菜小学3年生冬頃~4年の冬頃のお話。
入塾テストに「落ちる」というなんとも縁起の悪い出だしでしたが、今思えばここで厄払いをしていたからこそ本番で全校合格できたのかもしれません。
悪い状況であっても、メンタル・思考としては前向きな方向で受け止めるのが中学受験の鉄則ですよ
3年生2月、四谷大塚に通い始める
ともあれ。三菜は四谷大塚という大手進学塾に通いはじめました。
週テストは受けず、授業のみでスタート
授業は週2。実は、週2の授業+週1週テストというのが四谷大塚的デフォルト値でしたので、通塾しているメンバーで週テストを受けない子はほぼいませんでした。
Yのなりたちは「テスト会」だというのに、週テストを受けないって…
・他の習い事や部活との兼ね合い
理由②
・週テスト後の解説はクラスに一斉に行われるため、聞かなくてもよい個所を聞く必要ががあったり、聞きたいところはみんな出来てて解説されなかったり、なんだか効率悪そう
ちなみに②については、三菜が5年で通塾を辞める頃「クラス一斉解説はなくなり、映像コンテンツ(復習ナビだと思う)で実施、聞きたいところだけ聞けるようになった」と通塾していたママ友から聞きました。
習い事との兼ね合い
「理由①:習い事との兼ね合い」についてですが、こんな感じでした
学年 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
低学年 | ・運動系 | ・ピアノ | ・運動系 | ||||
3年後半~ | ・朝練 ・部活(*) ・ピアノ | ・朝練 ・部活(*) ・塾 | ・朝練 ・部活 ・書道 | ・朝練 ・塾 | ・朝練 ・部活(*) ・運動系 | ・朝練(*) |
※ 部活に「(*)」とあるのは、大会前等に練習時間が増えるとき。
※ 実際に通っていた曜日とは異なります。
書道はいつ行ってもOKなスタイルだったので、塾や他の習い事の前後に行ったりしていました。習い事のある日も、塾のある日も、公園でいろんな友達とギリギリまで遊んでから向かっていた記憶。
こういうことは時間の使い方がうまいのよね。
週テストの代わりにやっていたこと
土曜日の週テストに通塾しない代わりに、「週テスト問題集」(※通塾生でなくても四谷大塚ドットコムから購入できます)をコピーして家で週テストをしていました。「国語がないじゃん」とか「過去の週テストでしょ」とか「家でできるの」とかそのあたりはまた別の機会に。
4年カリキュラム時の三菜の様子
まぁ、それはそれは楽しく通っておりました。
内容はともかく「塾に通う」という行為自体が新鮮。話を聞いてますと、勉強云々より帰り道に友達と話したりおやつを交換したりしながら帰るというのが「遊びの一環」のようで楽しかったのだろうと思います。
子が四谷大塚の校舎から出ると、親に「出ました」という通知がメールで飛んでくる仕組みだったのでおおよそ帰宅時刻が予測できるのですが、帰宅しているはずの時間になってもまてどくらせど帰ってこない、電話にも出ない、ということもよくありまして、「何やっとんじゃ!!!!」と怒った日もあったような。。
肝心の内容ですが、やはりというか、出だしからつまづき「気味」でした。
授業の日→宿題の日→授業の日→宿題の日→(週テスト)→抜け漏れ補修…というサイクルを1単元ごとに行っていくのが四谷大塚的ゴールデンサイクルだ!…という理解なのですが、授業の翌日宿題をやろうとしますと「はて、どうやるんだったのかな」という事態が多発。
あやふや、または、キレイさっぱり忘れているのです。ノートを見ても宿題処理不能なこともあり、なかなかハードでした。この子は塾に行って話を聞いてきている…のよね?
夢かもしれないよ
こみるがやっていたこと
ざっくり言うとこの頃は、こみるが予習シリーズと授業ノートを子が寝静まった後に予習しまして宿題の日に教え直すという、何のために高い金を出して塾に行ってんだかサッパリわからない状態のまま、どんどん月日と単元は過ぎていきました。
この「塾の翌日にはキレイさっぱり忘れている」という珍現象については、子の授業に対する取り組みスタンスが悪いんじゃないか、とかいろいろありますので、別エントリーにてどうぞ。
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で、組分けの成績はY50前後くらいをウロウロ。四谷大塚的中の中といったところでしょうか。
この頃は「首都圏版 中学受験案内 声の教育社」という中学校図鑑のような分厚い冊子を購入し、通学にかかる時間ドアドアで40~50分以内の学校に〇をつける、記載の情報を読む、ネットで調べる、というような作業をしていたと思います。
四谷大塚に通塾しているとこれの四谷大塚バージョンをくれますよ
この四谷バージョンは声の教育社バージョンの塾バージョンのようなものですが、声の教育社は学校の並びがあいうえお順、四谷大塚は御三家+難関校→(男子校・女子校・共学)という順番。男子・女子・共学の順はわすれました…というような順番。
声の教育社は各校フラット。大手進学塾としては難関校上等!…という、それぞれのスタンスのよくわかる並び順で、個人的には面白かったです。
そして新5年に突入いたします。~つづく~
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