【中堅校の塾なし中学受験】6年、夏期講習を受けないでやったこと①<スケジュール編>

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6年生
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以前、塾の夏期講習を受ける?受けない?についてエントリーしまして、三菜は通塾の夏期講習は受けず、通信くらぶの夏期講習を一部受ける+苦手に集中砲火をあびせるための独自演習を選択したと書きました。

ここから数回に分けて、三菜が6年生の夏休みにやった内容を記録してまいりたいと思います。初回である今回は、「スケジュール」についてです。

 

受検以外のこともあきらめない三菜の受験において、スケジューリングは非常に大事でした。

 

特に夏休みは、やれ部活だ、やれ帰省だで時間が無い。しかも共働きでいつもいつも見てるわけにはいかない。そして苦手も克服していかないといけない。ですので、いつも以上に無駄なく、かつ、効率的にやる必要がありました

勉強に費やせる時間を確認する

 

やるメニューだけ決め、それが終わるまで勉強をとことんやり続ける!!!…という方法もあろうかと思いますが、こみる家は中学受験だけにならない小学校生活を基本としてましたので、やるメニューだけ決めてそれが終わるまではやめません!では、時間が足りなくなる可能性がありました。ですので、まずはここを確認です

勉強以外のやるべきことを確認する

 

夏休み全体で、一体どれだけの時間が中学受験勉強に費やせるのかを把握します。

6年三菜の場合ー

午前中はプールの時間でした。三菜の学校は水泳に力を入れているようで、夏休みには定期的にテストの日が設けられ、クロールで25メートル泳げるようになると何級、平泳ぎで50メートル泳げるようになると何級、のように課題をクリアすると級の認定があり、認定バッジのようなものがもらえる仕組みでした。三菜はスイミングに通ったことがないのですが、習ったことない割には頑張っていた方で、毎年「〇級になりたい」といって、夏休みにはほぼ毎日プールに通っていました。※ただし、三菜が6年の時は残念ながらお天気に恵まれなかったり、暑すぎてプールが中止になったりで、あまり通えなかったように記憶しています。

また、三菜の部活は、夏休みはお弁当持ちで、朝練・午前・午後とキッチリ練習がありました。コンクールのための練習もあり、なかなかハード…。

部活もプールもある日、家に帰ってくるまでのタイムスケジュールはこんな感じでした。

07:00~07:30 起床・朝ごはん・登校
07:30~08:00 部活(朝練)
08:00~09:30 プール *プールが無い日は部活
09:30~16:00 部活
16:00~17:30 帰宅・自由時間・昼寝
こみる心の声
こみる心の声

学校行ってる日みたいやん

当時のスケジューラを見てみますと夏休みは約7週間。その内訳は、

部活水泳ある日は3週間。
②おばあちゃんの家に行くのが1週間。
③何もない夏休みが2週間

…とこんな感じでした。

 

余談ですが、三菜の5年生の夏休み。

通塾の夏期講習も進学くらぶの夏期講習も受講しませんでしたが、自学のために勉強に費やせる時間は6年の時と同じように確認し、その時間内でできるであろうことについて計画をたてました。

 

勉強可能タイムの算出

 

勉強可能タイムを①~③毎に算出してみます。

① 部活も水泳もある日の勉強可能タイム

17:30~19:00 勉強(1.5H)
19:00~19:30 ごはん
19:30~22:30 勉強(3.0H)
22:30~23:00 おふろ・就寝
ーーーーーーーーーーーーー
計      4.5H
③ 何もない場合の勉強可能タイム
08:00~10:00 起床・朝ごはん・自由時間
10:00~12:00 勉強(2.0H)
12:00~13:30 昼ごはん・自由時間
13:30~18:00 勉強(4.5H)
18:00~19:00 自由時間・チビともふれあう
19:00~19:30 ごはん
19:30~22:30 勉強(3.0H)
22:30~23:00 おふろ・就寝
ーーーーーーーーーーーーーー
計      9.5H
② おばあちゃんの家にいった時の勉強可能タイム
…どこかに出かけたりしそうなので、③の半分強と想定
ーーーーーーーーーーーーーー
計      5.0H

 

この頃の三菜は「15分~20分の勉強×2=30分~40分位を1セット」として勉強をして、1セット終わる毎に5分~10分の休憩をはさむ…というスタイルでした。

例えば1.5時間の勉強の場合、(40分勉強+5分休憩)+(40分勉強+5分休憩)=2セットで丁度1.5時間となります。

勉強可能な時間数を、①~③毎に算出しますと、

①のケース=4.5H/日=6セット/日
②のケース=5.0H/日=約7セット/日
③のケース=9.5H/日=約13セット/日

となります。

こみる心の声
こみる心の声

あれ?5年生の時より平均すると勉強時間少ない?

5年生の時は約5H/日くらいでした。ですのでそれと比べると計画としては少なめです。実際は暑すぎてプールが休みだったり、体調管理で午前中の練習は何度かお休みしたこともあったので、①のケースでも平均して5-6H位やっていたことになりそうです。

ルーティンな勉強をのぞいた勉強時間を確認する

 

次に、基礎トレーニングのようなルーティンな勉強として毎日必ずやることを確認します。

 

三菜は夏休みに限らず毎日、計算や漢字などの基礎トレーニングをルーティンでしていました。また、夏休みはいつもの計算・漢字に加え、超絶苦手な国語の読解を必ずやることにしました。

1.計算・1行問題系:下剋上算数基礎編(または四谷大塚「計算」)1日分
2.漢字・ことば系:漢字と言葉「小学漢字1005題」+夏期講習テキストの漢字とことば1日分
3.国語読解系:5年基礎演習問題集 1回分
これらにかかる所要時間をこれまでの経験から見積もりますと、大体2セットくらい。
夏期講習テキストや苦手単元克服等に集中して使える時間はこれを差し引いたものになりますので
①のケース=4.5H/日=6セット/日→4セット/日(3週間分)
②のケース=5.0H/日=約7セット/日→5セット/日(1週間分)
③のケース=9.5H/日=約13セット/日→11セット/日(2週間分)

となりました。

苦手の単元を絞る

 

苦手の集中砲火以外のサラリとやっておきたい単元については、進学くらぶの夏期講習テキストを利用することにしました。

夏期講習テキストは16日分。国語の夏期講習テキストは「漢字とことば」のプリント以外やりませんでしたから、実質3教科。また、集中砲火は除外します。

1教科1日あたり1.5時間かかるとして、2セット(=1.5H)×3教科=6セットが1日分。これが約2週間。丁度③のスケジュールでやりきるのがピッタリだと思いました。

 

これを差引くと残りが集中砲火の単元に充てられる時間です。

1日あたりの勉強量が一番少ないのが1日4セット(3.0H)。4セット×1週間を苦手単元1単元に充てることで三菜の持ち時間では、夏休みに6単元克服することができることになります。

こみる
こみる

集中砲火で、目指せ、6単元克服!!

なお、計算上あまりがでることがありますが、余裕をみて計画をたてたほうが調整がしやすいです。

また、どれも苦手だからもっといろんな単元に集中投下したい!!!…ところですが、どうしても克服したいところを少なめに絞ったほうがいいと思いました。

沢山洗い出してあれもこれもやっていると、結局どれも身につかなかったなんてなりそうなので、まずは割り切って少なめに。時間があまれば、新たに別の単元を追加すればよいのです。

三菜のケースはこれでも時間が足りなくなるくらいでした。

 

ちなみに、優先順位をつけた苦手の判定をしておくと、どれからやるのかを決めるのに便利ですよ。

 

 

三菜の場合はこんな感じでした。

算数  「速さ(特に旅人算と比あたり)」と「場合の数」
理科  「てこ、滑車・輪軸」「燃焼や中和に関する計算」
社会  「歴史(特に明治→大正→昭和)」「三権分立」
※国語はルーティンとしてコツコツ毎日

 

 

次回のエントリーでは、苦手単元克服で集中的に勉強した内容と、使った問題集のレビューをしたいと思います。

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