【中堅校の塾なし中学受験】「図を書け・手を動かせ」って言われても、手が動きませんけど?ー親のバイブルだった「対話式算数」&「塾技」レビュー

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中学受験よもやま話
手を動かせって言われてもねぇ…
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ご高覧ありがとうございます。

タイトルを見て「は?何のこと?」と思った方。安心してそっとページをとじましょう。恐らく大きな躓きは無く順調に勉強がすすんでいると思われます。同時に「点数が取れるようになるためには図を描く・手を動かすことがデフォでしょ?」と何の疑いもないその状態は、実は大変幸せな状態にあるということも認識したほうがよいでしょう。

「それ!それ!!」と思った方。コーヒーブレイクタイムにでも、続きをどうぞ。

  1. 三菜の家庭教師の話と、こみるの昔話…からの仮説
    1. ある日、とある家庭教師がやってきた
    2. 大昔のこみるの事例
    3. こみるの仮説:幼めさんの場合、解答を見たとしても「図をかく」「絵をかく」「手を動かす」は、自然にできるようにならないんだと思います
  2.  手が止まる子は「イメージ」どまり。文章→図に落とす”プロセス”がイマイチ分かってませんでした
    1. 「文章を絵にしなさい・図にしなさい」と言われた我が子の頭の中を検証してみたら、「イメージ」どまり…のことだった話
    2. イメージはできるけど、文章→図になるまでの “プロセス” がわかりません
  3. 「文章を読んでそれを絵・図にする」を確立するのには、どうすればいいのか
    1. 文章→図に落とし込む “プロセス” を補います。親が。
    2. 親が教えるにあたっての難点
      1. 1つ目は「動画をいちいち見てると親の時間が無くなる」こと
      2. 2つ目は「『単元内のバリエーション』全容が ”教える親も” わからない場合がある」こと
    3. ホントは家庭教師の先生にお願いしたかったんですよ
    4. 「わからなければ、質問しましょう」って言われてもねぇ
  4.  ”プロセス” や ”単元の全容” を親が理解し、子に補うときに便利だったのは「対話式算数」と「塾技」
    1. かゆいところに手が届く解説の詳しさ!「対話式算数」という教材
      1. 「対話式算数」の特徴は、ズバリ、解説の詳しさ
      2. 単元のバリエーションがわかりやすい単元内タイトル
      3. 予習シリーズの解説書バージョンも!
    2. 手元に必携!「塾技」について
      1. 単元が細かくわかれているので、辞書のように使える。困った時にどこを見たらいいのかがわかりやすい「100項目」の目次
      2. 中堅校にピッタリのレベルと見開き1ページ完結の見やすい中身
    3. 番外編:受験終了後に知った「そうちゃ式」算数
  5. 「手を動かせ」は、その次のステップでいいと思う

三菜の家庭教師の話と、こみるの昔話…からの仮説

ある日、とある家庭教師がやってきた

 

三菜が5年カリキュラムの序盤に四谷大塚をやめた後、体験含め何人かの家庭教師の先生にお願いしました。…という話は過去少々触れましたが、そのうち算数でいらしたおひと方がなかなかの輩でした。

ある日の授業。先生がかくかくしかじかと説明。「じゃあ、やってみようか」と言われた三菜は、類題で「えっとー」と固まったのですね。で、鉛筆の動かない三菜に、先生はこう仰ってました。

 

「まずは、図にしてごらん?ほら、さっき説明したみたいに」

 

それでも依然三菜の手は動きません。

 

「頭の中だけで考えないで、とりあえず手を動かして。」

 

教えられたどの問題にも固まったりモタモタする三菜に、プロ家庭教師で単価でいうところの松竹クラスのその先生は次第にイライラ。最後に「チッ」と小さく舌打ちをしました。

恐らく中学受験全般のあれこれ・ノウハウは沢山お持ちなのでしょう。ただ、こちらサイドが「XX校に合格できれば本当にうれしいです、ひとつヨロシク(※この時点でその学校に偏差値は足りていない)」と言っているのに「こういう問題ができれば(こちらが志望しているXX中学より15ポイント以上高い)▲▲中学だ」というような話ばかり事ある度に三菜に語っていたので、察するにそういった学校に手が届くかもしれないであろうハイレベルなお子様のご家庭がお願いするような先生だったのかもしれません。もしくは飲み込み悪めな子を受け持ったことがこれまで無かったのかもしれないと思いました。体験ではまーったくわかりませんでしたが。

こみる心の声
こみる心の声

それはそうかもしれないけど、舌打ちはなかろうに

…まぁ、三菜の勉強をみておりますこみるとしては、舌打ちしたい気持ちは痛ーいほどわかりますよ。ただ、プロと称してきているのですから正直舌打ちはしてほしくありませんでした。単にハズレくじだったのかもしれません。ともかくその先生は数回のみで、来ていただくのを丁重にお断りしました。

誤解のないよう念のために言っておきますが、家庭教師という職業自体を悪くいうつもりはありません。たまたま来ていただいた方が、飲み込み悪めの三菜と相性が悪かったのです。多分。良きご縁がなかったんです。多分。

ですので、前にもどこかで言いましたが、こういう事態が起こりえることを鑑みますと、運命のカテキョ―のセンセに巡り合うには少し時間がかかることも想定したほうがよさそうです。お頼みになる場合は余裕をもって早めにどうぞ。はい、復唱!

こみる 心の声
こみる 心の声

家庭教師を頼むときは、余裕をもってお早めに。

大昔のこみるの事例

 

時代はかなり遡りまして、こみるが小学5年か6年の頃の話。

こみるの父親が出張ついでに何故か算数の問題集を買ってきたことがありました。インターネットなんてない時代でしたから、田舎の子が入手できる問題集も限りがあり、父としてはちょっとしたお土産のつもりだったのでしょう。で、当時のこみるは物珍しさに喜んでやってみたのですが、これがサッパリ分からなかった。

その問題は速さの問題ー今思えば旅人算的な問題だったのだろうと思います。当時、学校の問題は割とスムーズに解くことができていたはずのこみるでしたが、問題文中で起きている出来事はなんとなくイメージできるし、求めるものは「時間」であるという事もわかるのですが、その先何をどうしていいのか、解説の図を見ても全く分からなかったのです。

その時父親に言われたことは…この年になってもいまだに覚えているのですが「手を動かすことができるようになると解けるようになる」でした。

「24時間働けますか」の時代の中で働いていた父親は、忙しかったのでしょう。それ以上のことを言うこともなく、手取り足取り当時のこみるに指導することもありませんでした。

田舎オブ田舎ゆえに中学受験のチュの字も聞こえてこないような環境の中、あえて「よくわからない速さの問題」を頑張ってやる必要もなく、よって「よくわからない速さの問題」が含まれたその問題集を気にする者は誰一人として家族にはおらず、そのままお蔵入りになったものと思われます。

時が過ぎ、学校でもそれなりに複雑な問題を解くようになった頃ー恐らくこみるが中学生も後半になった頃、もしかするともっと後の話だったかもしれませんがーようやく「ああ、『問題文を図を描くとか手を動かして考える』ということはこういうことなのか」と腑落ちした記憶があります。

こみるの仮説:幼めさんの場合、解答を見たとしても「図をかく」「絵をかく」「手を動かす」は、自然にできるようにならないんだと思います

 

話を戻しますが、三菜が固まったのは「(問題文にかいてあることを)図にしろ」と言われたときでした。

「書いてあることを絵にする」「問題文に書いてあることを図にする」「手を動かす」。ーこれは、中学受験の中でも時々耳にする言葉です。

こみる心の声
こみる心の声

あー。「手を動かすようになればできるようになります」ってやつね。こみる・父もそんなこと言ってたな

くだんの家庭教師の舌打ち事件をきっかけに自分の記憶と照らし合わせてみるに、”「問題文を図に落とし込む」「手を動かす」という行為は、ある程度成長すれば自ずとできるようになるけれど、幼めな子の場合、解説の図をひとつ示されたからといってそれを瞬時に理解したり、言われたからといって即座に同じように再現できるわけではないかもよ?” という仮説を立てました。

 手が止まる子は「イメージ」どまり。文章→図に落とす”プロセス”がイマイチ分かってませんでした

「文章を絵にしなさい・図にしなさい」と言われた我が子の頭の中を検証してみたら、「イメージ」どまり…のことだった話

 

どうやって文章を図まで昇華させようか…?と考えるわけですが、とその前に。

 

疑い深いこみるは「そもそも三菜は文章のどこまで話がわかってるのか?」が気になり、問題文について根掘り葉掘り尋問し絵をかかせるなどして検証してみたことがありました。

こみる 心の声
こみる 心の声

スキマ時間を狙うクイズBBA並みのしつこさ炸裂…

ええ、こみるはしつこいのです。

文章題を出されたときに、大人が考える「絵にする」「図にする」のイメージはこんな感じではないでしょうか。

大人のイメージする「手を動かして図にしなさい!」

こみる心の声
こみる心の声

え。それ以外に、何か?

 

ところが、三菜ときや。

問題を読んでもらい、一文一文細かく確認し、頭で考えてることを絵にさせると、こんな感じだったりするのですよ。

つまづきがちな子のイメージする「図にしなさい!」

こみる心の声
こみる心の声

間違っちゃいないけど、算数を解くための図…ではないな?

そう、間違ってはいないのです。どういう状況で、何を聞かれていて、何を答えなくてはいけないかかは分かります。ですが、このイメージどまり。「文章を絵にしなさい」「図にしなさい」と言ったとき「手を動かせ、図にしろ、絵にしろ」と言われても、ここから先が頭に浮かびそうで浮かばない。つまり、イメージから抽象的な図にすることができない場合があるのです。

 

嗚呼。そこから先に進めません

 

今回図にしたのはわかりやすくするため単純な和差算としており、三菜はこれを図にできないということはありませんでしたが、「差集め算」「売買損益」等の特殊算や「速さ」の単元などでこれが顕著でした

イメージはできるけど、文章→図になるまでの “プロセス” がわかりません

 

こみる心の声
こみる心の声

は?文章をそのまま図にしたものが解説に書いてある図でしょ?プロセスもクソもないじゃない

何と言えばいいのでしょう。拙い言葉であえて言語化を試みると、こんな感じでしょうか。

・テキストや問題集の解答に書いてある「図」は、文章をわかりやすく紐解いた最終形態。
・「文章」から最終形態の「図」を完成させるまでにプロセスがある筈だが、解答冊子にはそのプロセスが書かれて無い。または詳しくない。
・よって、自ら図を再現するのに苦労する。または図にできない。
こみる心の声
こみる心の声

プロセスって何さ?

ココでいうプロセスとは、イメージから図にする時の具体的な手順などで

・文章のどこをどんなふうに図にしていけばいいのか。
・文章のどこがキーポイント・キーワードとなってその絵になるのか

みたいなことです。

例えば速さの問題でピーっと線をひくが、この線は時間にすればいいのか距離にすればいいのか。
例えば差集め算の問題で、線のどこを揃えて、どことどこの差を見ればればいいのか。

などなど。

通塾していれば、このあたり、授業で先生より説明があるのかもしれません。くだんの家庭教師の先生も確かに説明していた。ですが、飲み込み悪め三菜さまの場合。まぁ、たった一度の説明を聞いただけで、それを瞬時に理解し、図を再現し、分からなくなればテキストや解答の図を見て「ははん、そうそう」と自力で書き方のプロセスを思い出す…なんて、ムリの100乗。

だから「ああ、速さの問題。なんか登場人物毎に線ひいたよなー。で、この問題は何分後か求めるんだよな。…で?」みたいになる。

「文章を読んでそれを絵・図にする」を確立するのには、どうすればいいのか

文章→図に落とし込む “プロセス” を補います。親が。

 

先に書きましたこみるの仮説  ”永遠に「文章から図にする行為ができない」のではなく、成長に従い文章から「こう書けばいいかな?」と図にできるようになるのでは” …が正しいのだとすれば、成長するまで待ってりゃいいという話もあります。ですが、浪人できない中学受験。入試の日はずらしてもらえないので、待ってられません。

そんなわけで、単元によっては「親が」一緒に文章→図に落とし込む”プロセス”や”識別ポイント(=あの問題とこの問題の違いなど)”を補ってやる必要がありました

こみる心の声
こみる心の声

また、親がやるのかい!

 

「単元によっては」、ですよ。

 

何はともあれ、まずは子が解説動画をしっかり見ることから。スタサプの繁田先生や進学くらぶの先生が、何と言ってどういう絵をどういう順番で書いているかを子が確認。

類題で子がうーん…と詰んだときは、親が紙の解答を見る。親も怪しい時は親も動画を確認。まぁ、見なくてもいいのですが「変な解き方教えるとアレよな」と思うので、子と一緒に時間の許す限り見る。

 

 

で、問題文を読みながら「まずAさんとBさんが同じ場所から出発するからさ…」と、目の前で親が一緒に図を描いていきます。子も描きます。

しつこいですが、一度手取り足取りやりさえすれば、その後親が目をはなしても図になる…わけではありませんでした。残念なのですが、ならないこともあるんです。なのでガッカリ気分を抑え込み、再び、一緒に問題文をよんで、一緒に図を描きました。何度も何度もくりかえました。ホントに、これぞ反復練習。

親が教えるにあたっての難点

 

親も動画を見てどうにかしていた当初、ぼんやりと2つの問題があると感じていました。

1つ目は「動画をいちいち見てると親の時間が無くなる」こと

 

中学受験の子を持つ親は、やることが沢山あります。

三菜の部活の時間や小学生として諸々楽しむ時間も確保したい無塾者ですから、子が最低限の勉強で済むよう勉強の計画を立てたりコピーしたりで、親もそれなりに忙しいのです。

躓きが少ない単元であればいいのですが、「もー、これ、何のこと?」と子が匙を投げるような単元だと、全部ではないとはいえ、動画を親もイチから視聴する回数が増える。これはかなり大変です。

2つ目は「『単元内のバリエーション』全容が ”教える親も” わからない場合がある」こと

 

単発の「その」問題についてはとりま動画を見れば「ああそうか」まで持っていくこともできましょう。ですが、単元の中には様々なバリエーションの問題があります。

 

例えば、差集め算の単元では、いろんなタイプの差集め算がでてきます。

・基本タイプ
・どちらも余りタイプ
・どちらも不足タイプ
・余りと不足のタイプ
・全体の差がチョビ工夫しないとわからないタイプ
・1つ1つの値段がわからねータイプ
・個数の合計が変わったりわからないタイプ
・配る個数がバラバラタイプ
・2つをセットにしてから差集め算するタイプ
・その他諸々
注)こみる家調べ

こういった単元の全容がわかっていると何気に教える側も教えやすい。何より子の躓きがどこにあるのかを親が把握しやすいと思うのですが、頼みの綱の予習シリーズでは「その単元でどういうタイプの問題があるのかの全容がわからない」と感じていました

 

こみる心の声
こみる心の声

だって、例題1とか例題2とかしか書いてないもんな

 

おまけに三菜がつまづいている「図にするためのプロセス」は、「予習シリーズ」には殆ど書いてない。いとも簡単に「このとき◯◯を考えるとこうなります」なんて言って図が書いてある。飲み込みの悪い子にみんなどうやって教えてるの…?

さて、どうするか。

ホントは家庭教師の先生にお願いしたかったんですよ

 

正直、これらは親の仕事ではないような気がしました。

なので、本当は家庭教師の先生にお願いしたかった。だから、家庭教師の先生にお願いしたハズなのだが、先に書きましたようなこともあり。

チョットお試し→舌打ち→チョットお試し→イマイチ→松竹クラスでなく梅クラスの先生→…とかやってるうちに、1ヶ月や2か月などすぐに過ぎてしまうのです。時間が勿体なかった。数か月何名かの方にお願いしてうまくいかなかったのは心残りです。

ひょっとすると、お願いの仕方が悪かったのかもしれません。当時は毎日が嵐のようであっという間に時間が過ぎていき、こういった「子が抱えている状況を」親の自分もきちんと自分の頭の中で整理できてなかったように思いますので。

もし当時に戻って、くだんの舌打ち先生に「先生、三菜は図にするまでのプロセスで躓いています。この文章を読んだときの図の書き方を丁寧に指導してやってくれませんか?」とか、「この問題とこの問題だと似たように見えるのだけれど、図の書き方が違ってくるので混乱しています。どこをどう見極めて書き方を変えればよいかを指導してくれませんか?」などと親がお願いできれば、状況は違ったんだろうかと悔やまれます。

いや、そうなのか?…つーか、単価松竹梅のうち高い系のプロ家庭教師なら、親からわざわざお願いしなくたって、子が解いている様子やチョットの問診で子の躓きポイントくらい見極めれないものなのか?素人こみるでも多少は見えたぞ?という気持ちも多少あります。

ま、過ぎたことは仕方がない。お読みの皆様が家庭教師をお頼みになる場合は、良き先生に巡り合いますよう。

「わからなければ、質問しましょう」って言われてもねぇ

 

「わからない」という話に うじゃうじゃ湧いて出るのが「わからないことがあれば、子供に質問させればいいじゃん」というご意見

これ、上とは別の家庭教師の先生にも言われたんですが、塾でも似たようなことは言われた記憶。

こみるの独自見解で申し上げますと、どこがどう分からなくて困ってるのかを自分で説明でき・質問できるような子は、それだけでもう、理解力の優れたお子様だと思いますよ。どこが分からなくて困っているのか自分でわかるのだから、どうぞどうぞ、恥ずかしがらずに質問に行ってもらいましょう。

 

そうではなく。

 

飲み込み悪めの子の場合、どこがどうわからなくて躓いているのか「自分でもわからない」から質問のしようがないんじゃないでしょうか?…と感じます。

だから、やっぱり親塾になってしまうという悲しい現実がありました。

 

ですので、「こんなことまで手取り足取りやってあげるなんてね、過保護で親がやりすぎよねぇ、まったく」…という話は、一定理解がシャンシャン進むお子さまをお持ち=我が家とは前提が異なる方のご意見ということで、勝手ながら一旦却下させていただきます。

 

勿論、ゆくゆくは自分が分からないポイントはどこなのかを探しながら、時には質問しつつ勉強できるようになったほうがいいに決まってます。三菜はこのブログを書いている現在・中2ですが、問題演習のルーズリーフに間違いポイントを自分のことばで自力で書けるよう、目下訓練中。あゆみは遅いかもしれませんが、別にいいのです。

 

「塾に通っているのに親が教えなおす」という何とも不毛な話についての回想と、飲み込み悪めの子の定着をどうしたか?…は、下記エントリーにて綴りましたので、再掲しておきます。

こみる 心の声
こみる 心の声

よくあるアドバイス「できた問題は繰り返さないで、できなかった問題を繰り返しましょう」で成績が成り立つ子は、そもそも飲み込みが相当いい子だと思いますよ。なので、全く参考になりません。できたハズの問題も、いつの間にか忘れちゃうの。

 

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 ”プロセス” や ”単元の全容” を親が理解し、子に補うときに便利だったのは「対話式算数」と「塾技」

 

長々書きましたが
①この単元はこんなバリエーションがある、という全容がわかるもの
②『文章から図に至るまでの詳細な』 “プロセス” と、『あの問題とこの問題の違い』である”見極め方”

 

これを補うものを片手に、親塾をすすめたい。
できれば動画のように時間をとられず、スキマで補える紙媒体で。

 

そう思った時に出会ったのが、こちらの2つの教材。
ブログが長くなってしまったので、軽ーくご紹介!

かゆいところに手が届く解説の詳しさ!「対話式算数」という教材

 

こちら、算数に「特化」した有料教材です。
難関校向けで子供が自学で読んで取り組む教材として販売されているようですが、中堅校を目指す組の三菜がポイントポイントで読むのには勿論、予習シリーズの解説の言葉足らずを親が補い・親が子に教えるための手持ち資料として大変重宝しました。

※サイトを拝見したところ、当時から教材の改定がされていて、教材の種類も多いようでした。下記記載は当時の使用感を元に記述しております。

「対話式算数」の特徴は、ズバリ、解説の詳しさ

 

「対話式」の解説で「何故その式になるのか、何故その図になるのか」の解説がとても詳しいです。

先生と白クマと茶クマの3人が話しながら進んでいくのですが、茶クマくんが間違いポイントを再現してくれたり、他の問題と似ているところや、どこがどう違うのかの言及がされていたりします。

これ、まさにかゆいところに手が届くという言葉に相応しい内容。親が教えるときに使う資料としてはかなりありがたいポイントなんですよね。

単元のバリエーションがわかりやすい単元内タイトル

 

例えば食塩水だと「三公式」「食塩や水を加える」「食塩水を混ぜる」「蒸発」「食塩対水」「面積図」「食塩100%」「3つの食塩水を混ぜる」「消去する」「捨てた量だけ水を加える」「いろいろな操作をする」「順に移す」「間違えて違うものを入れる」…となっています。(※三菜使用当時から教材の改定があったようなので現在のものとは違うかもしれません。)

目次をサラッとながめただけで、こういうパターンがでてくるのねぇというのが何となくわかります。親塾をしている者にとって「全容がつかめる」というのは大変ありがたいポイントでした。

予習シリーズの解説書バージョンも!

 

対話式算数では、本体の他に様々な算数に関する教材を販売しているのですが、予習シリーズの解説書もあるようです!

「あるようです」と言っているのは、これ、三菜が学習していた時は、存在してなかった教材なのですよ…

当時は「対話式算数本体」の教材の中から今週の予習シリーズ該当単元を探し出し・あてはめる、という地味で面倒な作業をしていたのですが、本ブログを書くにあたってページを訪問したところ、こんな記載が!!

大手塾の解説書「予習シリーズ」は、例題の解説を書き直し、どうしてこの解法を使うのか、どういうときにこの解法を使えるのかをしっかり書いたものです。

予習シリーズがなんとなくは使いこなせていると思うけど、暗記の算数になっているような気がするというお子様にぴったりな解説書です。(「対話式算数」HPより引用)

本ブログで中身を見ないで書ているのは後にも先にもコレだけですが「対話式算数」と同じ方が書いているでしょうから、分かりやすいはず。ああ、三菜が勉強していたあの時、これが欲しかった…。

手元に必携!「塾技」について

 

受験生を持つ家庭は、みんな大好き塾技。
こちらは算数・理科2冊あわせて、受験期間全般を通して大変お世話になりました。

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単元が細かくわかれているので、辞書のように使える。困った時にどこを見たらいいのかがわかりやすい「100項目」の目次

 

例えば「場合の数」だと、予習シリーズでは4年でも5年でも6年でも出てくるので、学年またぎの複数冊。あれ、どこに書いてあったっけな???となるので探しづらいんですよ。

「塾技」は、見出しの本書の特徴に

特徴1:入試頻出のパターンが1冊で学べる!
中学入試算数頻出の解法パターンを100の「塾技」に分け1冊にまとめました。
(塾技100「算数」より)

とあるように、単元毎の困りごとがあったときに目次を見てその単元の該当ページを開くことができる手軽さ。辞書のように使えるんです。これはかなり便利でした。

中堅校にピッタリのレベルと見開き1ページ完結の見やすい中身

 

中身は、全てが見開き1ページで1単元という見やすさがマルです。目次から該当単元のページをひらくと「こういう時にはこうするといい」という話がポイントのようにまとめられているのも分かりやすくて◯。

で、扱っている問題ですがこれをみても中堅目指す組向き、というのがわかります。

特徴2:厳選した入試問題を通したパターン学習で得点力を養成!
(中略)
中堅校受験合格に求められる力を確実につけることができます。(塾技100「算数」より)

難しすぎず、押さえるところは押さえてあるというのが、本当にうれしい一冊。受験期間全般を通してかなりお世話になりました。

番外編:受験終了後に知った「そうちゃ式」算数

 

Twitterを開始してはじめて知ったーつまり三菜受験当時は知らなかったのですが、これ、受験当時知っていたら、かなり活用させていただいたんだろうな、と思います。当時はなかったのかな?

こちらの「そうちゃ式算数」サイト内「1号館・2号館」では、中学受験算数の問題を細かく丁寧に解説してくれています。

例えばこちらのページの「やりとり算」。解説が、凄まじく詳しいです。まさにこみるが言っていた”プロセス”そのものが詳しく書かれていて、「そうそう、それが欲しかったの」という内容ばかり。

また、その問題の特徴・本質をさらりとまとめてくれているのも推しポイント。

「やりとりしているモノの合計(和)はずっと変わらない」
そうちゃ式受験算数 新1号館より引用)

手元に置いて辞書のように使いたい…という使い方をする場合は、毎度サイトに訪れる必要があるのが少々面倒かな?…という感じもしますが、それを差っ引いてもこの詳しさ。三菜の受験勉強当時にこのサイトがあれば、そして知っていれば…と悔やまれます。

「手を動かせ」は、その次のステップでいいと思う

 

「対話式算数」と「塾技」を手にしてからは、「一緒に問題文をよんで、一緒に図を描く」の繰り返しは(親にとって)相当楽になりました。

まぁ、よく先生方は言いますよね。

「わからなかったら、解答を見て、真似をすればいい」とか。
「マネしているうちに解き方が腑落ちする」とか。
「とにかく手を動かすことが大事。手が動かせるようになると霧がパッと晴れる」とか。

でもそれ、「既に一定以上のことができる子へのメッセージ」だということ、分かって言ってますかね?

飲み込み悪めの子を持つ親から言わせていただきますと、ホップ・ステップ・ジャンプの「ホップ」でそこにたどり着けるレベルであれば、その言い方で子に響くと思うけれど、起きて・着替えて・飯食って・助走して・ホップ・ステップ・ジャンプくらいしないと辿り着かないレベルの子の場合。「とにかく手を動かせ」「マネするうちに」とかいうい根性論じゃどうにもならねーケースもありますよ?

どんなに汗をかいてちゃんと時間をかけても分からない、反復練習してもイマイチ書けるようにならない&わからないことがある。そういう場合は、上位校が射程内な方々と同じ「脳みそに汗をかかせて『ちゃんと思考』する」「答えを見て反復練習してできるようにする」ことをしては時間が無駄。その作業は、「プロセスを理解する」ができたあとの次のステップで、今はやっても仕方がない可能性だってあるのではないでしょうか。

こみる 心の声
こみる 心の声

はい、しろうとマザーの戯言~

今回「図を描く」「手を動かす」の話でご紹介したこみる流「プロセスを補う」話ですが、これもまた一例。他のやり方が功を奏することは沢山あると思います。

なにはともあれ、子が躓いているなら、まずは子をしっかり見る。で、その子に応じた手助けや工夫を考えてやることが、飲み込み悪めの子こそ大事なんじゃないかな、と思います。

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