数回にわたり、中堅私立中学全勝までのハイブリッドな道のりをお届けします。
「①黎明編」の今回は、中学受験のはじまり…となる時から更に遡ること4年前、三菜が保育園年中の頃~小学3年くらいまでのお話。
保育園年中~小学2年くらいまで
公文にいくもん!…が、苦悶だった話
三菜、年中の秋頃だったかと思います。当時の三菜が、「〇〇ちゃん(=1つ上の女の子) が『くもん』でひらがなをやっている、わたしもやる」というので、公文に通わせるようになりました。
未就学児の習い事は、幼稚園が終わるであろう14時台~16時台であることが多く、共働き=保育園児にとってはなかなか縁遠いものであるところ、公文は数少ない候補になりうる習い事の一つでありました。
通い始めて1年くらいは、「くもんやってるわたしって、すごい!」くらいの勢いで楽しく公文していた三菜でしたが、公文をご経験されたことのある方なら想像に難くない「『おうちでの宿題』問題」が、我が家にもれなく勃発。公文の宿題をやる際のトラブルは我が家の場合はなかなかに激しく、三菜が泣く・わめくを繰り返したため、親の方が嫌気がさして小1のはじめにアッサリ辞めてしまいました。
親の忍耐力が無いんじゃないの?
そうとも言いますね。
ですが、大人のほうだって日中仕事で色々あって帰ってきた日の夜に、毎日・毎日、いやだ、やらない、泣く、わめくがありますと、世界樹の葉を使っても生き返らないくらい疲れてしまうのです。今思えば、子供も保育園で同じような状況で疲れ果てていたので、泣いたりわめいたりしていたのかもしれません。
「ドラゼミ」に手を出す
小学校に入学後、三菜が「〇〇ちゃんの家に遊びに行ったら、ドラえもんのイラストが描いてあるお勉強をしている、ドラゼミっていうんだって、私もやってみたい」と言い出したことがきっかけ。
ドラえもんパワーで勉強に取り組むので、きっかけとしてはよかったのですが、そのうちドラえもん効果も薄れ、1年半ほどで終了。
いやー、なかなか長続きしないねぇ。「継続は力なり」なんじゃ?
「乱打必中」という言葉もありますからね。ここは都合のいい方を選ぶことにいたします。
三菜、小学校3年くらいの話
お次は「スマイルゼミ」
さて。
これは別の機会にレビューしたいと思いますが、スマイルゼミとは勉強をしたがらない子にとっては神様のようなツールで、結局6年生の最後まで、薄ーく薄ーくお世話になることになります。
塾の存在を嗅ぎつけてきた三菜
スマイルゼミに着手し始めたのは、小学3年生も折り返そうとしている秋の風が吹き始める頃だったと思いますが、その頃、また三菜がどこかで何度か聞いたことのある「あの言葉」を発しました。
「〇〇ちゃんが塾に行くんだって。〇〇ちゃんもだって。私もいきたい」
こみるが住んでいるエリアは、公立小学校の子も比較的中学受験率が高いエリアでしたので、当然通塾率も高く、子供同士の間で「今度◯◯の準備講座いくんだー」みたいな話がされていたのでしょう。毎日友達と遊んでいる三菜ですから、あの言葉を発したのも今思えば自然な流れではありました。~つづく~