【中堅校の塾なし中学受験】6年の秋、持ち偏差値より〇ポイント低い学校の過去問をやってましたの巻

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過去問取れるワタシってイケてる? 6年生
過去問とれるワタシって、イカしてる?
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ご高覧ありがとうございます。

過去問話のひとつをお届け。

6年の秋、塾なし三菜は何をしていたか?

この時期の週末って、一体何をしていたかしらとスケジューラをみてみたところ、10月~11月末までは部活の行事が目白押し!!

また、三菜が受験するような中堅校ですと、大体秋~12月くらいまで「入試説明会」なるものが開催され、我が家ではこみるが入試説明会に行く担当、三菜・父がチビのお世話担当(or 模試への送迎)、三菜は勉強担当とそれぞれが各々の職務を全うして半日が終わってしまうような週末も何日かありました。

三菜は職務として、週テスト(自宅でやるのですが)や、模試をこなすほか、土日は過去問演習をしていました。塾なし中学受験の三菜でさえ勉強三昧感がにじみ出る秋でありました。

こみる 心の声
こみる 心の声

とはいえ、息抜きの公園や外食は欠かしませんでしたがね

平日
・基礎トレ
・進学くらぶに「おおよそ」沿った問題演習
・苦手単元だけど重要単元のピンポイント演習
休日
・模試等
・過去問演習。

…ざっというとこんな感じでした。

ちなみに三菜は、いくつかの三菜的第一志望校の過去問は殆ど解いておりませんでした。
では、一体何を解いていたのか?

…持ち偏差値より10~15ポイント低い中学の過去問を解いておりました。

持ち偏差値から10~15ポイント低い過去問をやっていた理由

1.三菜の仕上がり具合

 

こみる 心の声
こみる 心の声

「秋には過去問」。

何となくそういう流れがあることは、塾なしこみる家でも知っていたので、過去問演習をやらなきゃとは思っていました。実際の試験問題で、初見の問題で時間配分をして、解くべき問題の優先順位を決め、点数をとる練習ができるからです。

模試でも似たようなことの練習にはなりますが、模試はレベルがピンキリの人が受けるものが故に、そもそも中堅中学を目指す者にとっては、問題数が多すぎ・設問のレベル感が幅広すぎて、実戦練習にはなりません。


やらなきゃではあるのだが、今時点で、三菜的第一志望校の問題が解けるのか…?

三菜は塾なしなので第三者のアドバイスを受けることはできませんので、こみるがいくつかの三菜的第一志望校の過去問を夜な夜な解いてみたり出題傾向を見てみたりしていたのですが、それと、三菜の現在の仕上がり具合をみるに、「これ、三菜には今、やらせてはアカンやつ」と直感しました。

 

志望校の過去問の数には限りがあります。一応、各校、過去問の過去問まで集めたものの、やることができるのは時間的にも分量的にも多く見積もって10回分もない感じ。

「合格最低点~合格者平均点をとれそうな気がする」という三菜のピークを2月頭に持っていきたい。そしてそのために三菜的第一志望校の過去問は使いたい。
…となると、「ああ、届かん…」という状態の子のために貴重な三菜的第一志望校の過去問をガンガン使うのは非常に勿体ない。

でも時間をはかって、実際の試験問題を解く、という意味で過去問演習はしたいよなぁ。
という理由での持ち偏差値マイナス10−15ポイントの学校の過去問演習です。

 

ここで気になるのは、やさしめの過去問を解くなんてことをやっていて、果たして2月の頭に三菜的第一志望校の問題が解けるようになっているのか?…というところです。

これは塾なしゆえ、こみるが日々三菜の勉強の具合を見ていたからこそ分かることである気がするので、万人にはオススメできないのですが、なんといえばよいのでしょう。
こみるが過去問を解いてみた感触では、この過去問の問題傾向であれば、三菜の今の状態ならあと2か月仕上げれば、多分いける。朧気ながらそんな感触があったのです。

まさに、感覚値。
論理的でなくてすみません。

でも、この問題を解くときにこの位の時間をかけて解いている。
この問題を解くときにこういう思考回路をたどる。
こういう聞き方をすると、躓く。

日々の勉強をみていると、こういうことが手に取るようにわかります。
これは、多分、塾の先生でもわかんないんじゃないかな。と思います。

親が子の勉強をみていると良くない良くないと言われがちですが、
親がみているといいこともあると思うのですよ。こういうところ。

こみる 心の声
こみる 心の声

どうでもいいですが「朧」の字を見ると「霞の呼吸」…と脳裏に浮かんじゃうのは、もはや鬼滅病かもしれません

なお、三菜的第一志望校の過去問をこの時期三菜が「一切」やらなかったというのではなく、1-2回は志望校の過去問を挟み、出来具合の把握には使いました。

2.三菜を「私ってイカしてる?」っていう状態にさせたい

 

過去問演習をしなくてはいけない三菜は、ダメでなにくそと奮起するタイプではなく、褒められ自信を持ち伸びるタイプです。仮に志望校の過去問が無限にあるとしても、来る日も来る日も最低点に届かないことが続くと、ココロが折れそうな予感がしました。

ならば、それなりに点数が取れる過去問演習で自信をつけてもらいましょう!


それなりに解けたら、「何、入試問題だっていうけど、私、イケてるんじゃない?」となり、次の勉強にもヨッシャーってとりかかれそう。


まぁ、これが自分を律することができるオトナな子ならば。
「志望校の過去問にじっくり取り組み、万一来る日も来る日も合格最低点に届かなかったとしても。己の不得手を見極め、分析し、次につなげようぞ」ってなるでしょうからして、10ポイント低い学校の過去問を与えられて、「『俺、もしかして、イケてる?』と思ってノリノリになる」だなんて、茶番とさえ思うことでしょう。

ですが、塾なし・幼め三菜には、この試みは功を奏しました。
「ナニコレ、私この学校なら受かるかもじゃん?そんなワタシって、イカしてない?」

…みたいな。(ああ、もう、幼くてすみません。)

でも、いいのです。アゲアゲで勉強できればよし!
ウエーイ!

持ち偏差値よりー10〜15ポイント。でも、行きたいな、と思える学校であることが重要

ちなみに幼めさん的には、過去問演習だろうと問題集の問題演習だろうと「勉強」には変わりないというのが基本スタンスです。ということは、いくら過去問演習で点がとれたからと言って、聞いたこともない学校の過去問ができたところで本人にとってはほとんど意味がないわけで。

幼め三菜が過去問演習でアゲアゲになるためには、自分が行きたいと思える学校の過去問で点数が取れ、合格できそうな気がすることが必要でした

そして、自称・三菜中学受験プロジェクトのプロマネであるこみるは、中学受験のために三菜がそれなりに努力をした以上、行きたいと思える学校に合格させることが使命だと思っていました。「大人の戦略」的には所謂「押さえ」の学校だとしても、それは「三菜が仕方なく行く」学校であってはいけない

よって、この「-10〜15ポイント」校についても、実は三菜にとっては「志望校の一つ」でありました。よって学校の説明会等には足しげく通い、教育方針や学校の雰囲気などについて親も子もいいね、と思った学校です。

「この学校の先輩、すごくやさしくて色々話してくれたよね」
「制服も可愛いかったよねー」
「駅から近いから雨知らずだったね」

…などという子供ウケする観点からもメリットを囁き、

「特待生になると、授業料がタダになるんだよ!」
「学年の上位10人になれちゃうかもよ?」

などの実利的メリットも囁きつつ、三菜の「この学校イイね」気分が持続する努力も忘れずに惜しみなく行っていた学校です。

 

ですので、マイナス10ポイントの学校の過去問演習であっても、点数が取れればアゲアゲ・ノリノリです。これも、三菜の性格・特性をふまえた作戦のひとつではありました。

 

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