「④~5年・大手進学塾をやめる編」の今回は、新5年・三菜小学4年生冬頃~5年の春頃のお話。ようやくハイブリッド型中学受験の出だしが見えてまいりました。
新5年・三菜小学4年生冬頃~5年の春頃
新5年に入ったころの様子
四谷大塚の通塾生が成績で中の中を維持する=組分けテストで中の中を維持することになりますが、新5年に突入しますと、1週間あたりの新規学習内容のボリュームが増えました。
塾にも行きつつ友達との遊び時間を増やすために、文化系の習い事は継続しつつ、運動系の習い事を4年生3月で終了。
ちなみに、飲みこみ悪めさん的勉強ボリューム感覚値としてはこれまでの約2倍以上。
でした。
塾の授業ノートに異変が起きる
この頃から、こみるが準備する際の頼みの綱の1つである「授業ノート」に異変がおきるようになりました。
どうやら授業中居眠りをしているようなのです。三菜は比較的まじめな部類に入りますので、本人的にも寝てしまうのは不本意だったのでしょう。眠気と戦い一生懸命ノートをとっている形跡は伺えるのですが、字が途中からものすごーーーく薄くなったり、途中から文字でなく線になっていたりですね。判読不能。

100%、寝てますね
「眠い」については こみるにも覚えがありまして、成長期、特に生理がはじまる前は病的に眠かった。小学~中学はよく夕方寝をしていた記憶があります。三菜も同じか??加えて三菜は部活の朝練もしています。疲れもたまってるし、余計眠くなりそう…
中の中とはいえ「成績を維持」しようとしますと、組分けテストを頑張ろうとなるわけですが、消化不良のものを消化したことにする作業は困難を極めました。
本人がキャパ以上のことをしなければいけないのもそうですが、判読不能のノートと予習シリーズを読みつつ準備する こみるの稼働もハンパではありません。母・こみるの更年期による感情のブレも相まってものすごいバトルが繰り広げられたのも、この頃が一番だったような気も致します。
5年の春になりますと、三菜が「塾休みたい」というようになり、でも「辞めたくない」とも言ったり、休みたい→辞めたくない→休みたい→の堂々巡りをするように。
塾をやめる?やめない?…家族会議の開催
ここで家族会議の開催です。
結論としては
・塾はやめる=三菜にあった勉強の方法を考える
ここで受験勉強自体をやめるという選択肢をとりますと、「みんなはできているけど、私はできなかったから中学受験はやめるんだ」というマイナスの気持ちが芽生えてしまいそうなので受験はやめない。とはいえ、今のままでは体も心も疲れ果ててしまうので、通塾ではない別の手段をとろう、ということです。
この頃こみるは、何か良い方法はないかと色々リサーチをしておりまして、その中で「新演習」というテキスト・問題集を知ることになるのですが、こちらの算数テキストの紹介文には
中学受験のための勉強は、とにかく早く進めればよいというわけではありません。学年や時期によって適切な学習内容があるはずです。(「中学受験新演習 算数 小6 紹介文」より)
と書いてあり、至極その通りだなと思いました。実際、こちらの算数のテキストは四谷の5年の内容が6年上で出てきたりもしています。
大手進学塾はチラシに載るような難関校に合格する子供を一人でも多くだすのが使命ですから、難関校受験に十分な準備をするための内容・進度でカリキュラムが組まれているハズです。飲み込みわるめさんがしっかりついていくためのカリキュラムではないのです。
一方で、大手進学塾は、膨大な量の授業と宿題により三菜に「勉強の習慣」を身につけさせてくれたことは事実としてあり、「公文の宿題はいやじゃー」と泣きわめいた昔の三菜のことを思うと、いやいやであっても机に向かうことができるようになってるし、だいぶ成長させてくれたな、と。
そういう意味では、とてもありがたく思っています。
…ということで、三菜の身の丈にあった進度とスタイルの模索の日々がはじまります。~つづく~
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