本日は三菜が四谷大塚に通っていた際のノートの工夫についてのエントリーです。
式と答えだけのノートでは、「どんな問題ができなかったか」わからない
三菜は5年の頭に塾なしでの中学受験勉強に切り替えておりますが、四谷大塚に通っていた頃(こみるが)困っていたのは、その週の単元の問題のうち、どのタイプの問題が(どんな風に)できなかったのか、ノートを見ただけでは瞬時にわからないことでした。
三菜が寝てるからでしょ?
それもあります。寝られると、どの問題を授業で扱ったのかすら把握できませんからね。
ですが、寝ていなかったとしても、やり方と答えが書いてあるだけだと、見直しのときに…?となりませんか?
ちなみに、式と答えを書いただけのノートってこんな感じです。(見えないかもしれない…)
これを使って子が復習すると、どうなるでしょうか。
まずノートを開く。
ページと問題番号を確認。
該当の予習シリーズを開く。
問題を見る。
ノートを見る・
…そうしますと
頭は左右に動く。
手もたくさん動く。
なんなら別のページに解きなおしたりするでしょうから、ノートのページをめくって授業で板書したところを見て…なんてやったりもするでしょう。
なにこれ、疲れちゃう。
こういう時間、ムダです。
通塾時に持たせていたノート公開。
そこで、四谷大塚通塾時は、ある時からこんなノートを持たせていました。
その週の予習シリーズの問題(例題・類題・基本問題・練習問題)をコピーして、式や解答を書くスペースをあけてノートにペタペタとはっていくだけ。そして子は空いたスペースに授業の内容を書いてきます。
寝てしまっても、文字らしきものが書いてあったり、問題番号にマルがついてたりしたら、「ああ、ここは、今の三菜のクラスでもやるべきところだったのね」と、わかる。
やらない問題が宿題になったら、そのスペースに解けばよろしい。
一度やった問題を復習をする際は、ノートの解答スペースのあたりに上にルーズリーフや失敗したコピーの裏紙をのせて解きなおし。紙をどければマル付けもできます。
よく考えてみれば、週テストや模試だって、大体こんな形式ですよね。実際の試験で、別冊の問題見て別冊の紙に書くとかみたことないし。だから理にかなってると思うんだよなー。
塾によりノートの使い方の掟があるやもしれませんが、三菜の塾の場合、この状態で何度も提出しましたが、特に何も言われませんでした。
ねぇ。こういうのを過保護っていうんじゃないの?
こみる家は中学受験だけでない小学校ライフー部活も睡眠もあきらめない かつ 結果を出す中学受験を選択しました。そのためには、効率的に物事をすすめないと時間が足りないのです。
過保護上等。
実際、受験の勉強以外のやりたいこともやって志望校に合格してますから、うちの場合は、それでよかったのです。
正しかったことが立証された!?…中高一貫校・体系数学で使用の「完成ノート」もこの形だった
中高一貫校御用達「体系数学」で使用される「完成ノート」も、こみる形式だった!
中高一貫校では御用達の数学教材、数研出版の「体系数学」。現在三菜が通う中学でも採用されています。。
体系数学の教材は①教科書②問題集③完成ノートという3種類があるようで(自主学習用のチャートは除く)、三菜の学校では①の教科書を使って授業をし、その範囲について②の問題集が宿題として出ます。
ですがその宿題、大学ノートに式や答えを書かないのですよ。
③の「完成ノート」を使うのです。
③の「完成ノート」というのは一体何かといいますと、②の問題集の問題が書いてあり、その下に余白があって、子は余白に式や答えを書くという……というまさにこみるが作っていたようなノートなのです! ちなみに「完成ノート」って、こんな感じですよ。
もう、確信に変わりました。あのノートは、絶対良かった。
ところで、②問題集っていらないんじゃない?…という疑問がわきますが、「完成ノート」には「解答」がないんですね。厳密には、解答はあるのですが、ホントに答えのみ、なので多少解説が入っている②問題集の解答を使います。
ちなみに解答は「別冊」です。
ビバ!数研出版!
四谷大塚様へのご提案
四谷大塚も数研出版の真似して「予習シリーズ完成ノート」とか作ればいいんじゃないでしょうか。「予習シリーズ完成ノート」に使用する紙は、予習シリーズみたいな、ツルツルしてない紙がいいと思いますよ。鉛筆で書きにくいですから。どうでしょう?このアイディア?
ムダの排除の話
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