【中堅校の塾なし中学受験】模試では実戦演習はできません。持ち偏差値マイナス校の過去問が意外と有用だった話

安全校の過去問だって模試より実戦的だよ6年生
安全校の過去問だって模試より実戦的だよ

ご覧いただきありがとうございます。こみるです。

昨日、6年秋・塾なしで中堅校を目指す三菜が取組んでいた過去問演習について記事にしました。

6年の模試であっても、模試は実戦演習にはならない

6年になると、模試は模試でも範囲が決まっていない模試になりますから、そういう意味では入試問題には近くなると思います。範囲の決まってないテストですから、先日のブログに書いた通り、時間配分や初見の問題にどう優先順位をつけるかなどについては、模試でも似たような訓練はできると思います。

ですが、模試と過去問演習とでは、実戦的かの意味では雲泥の差があるように思います。

中堅校を目指す者にとって、目にする問題の分量と質が違いすぎる

模試の場合、難しい問題から簡単な問題まで幅広の難易度の設問になっていて、かつ、問題数を多く設定しているように見えます。というか、模試はそのテストでレベルがピンキリの子で構成されている集団の順位付けをする必要があるために、そうならざるを得ません。

それが故に、そもそも四谷大塚80偏差値50~55位の中堅中学を目指す者にとっては、「実戦練習」にはならない気がしました。なぜなら、捨て問が多すぎます。イメージにするとこんな感じです。

 

模試の範囲・レベル感イメージ

模試の範囲・レベル感イメージ

 

入試問題は学校が「このレベルのことができる子に来てほしい」というメッセージのようなものですから、特に中堅校の場合、四谷の合不合のようなレベル感幅広の構成には、ほぼなりません。※注:三菜が受けるかもしれないかもしれない学校の中堅校の赤本を6校ほどこみるが見た感覚値

 

100歩譲って模試の算数は、最後の方の大問を捨てたり、大問の問1のみという選択をすることで、ある程度自分にとって100点満点のテストを設定することが出来ますが、国語と社会は大問題を捨てるかどうかで解決はできません。問題の前提となる「そもそもの文章量が多すぎ」・「文章の難易度が高すぎ」だったりするからです。

 

特に四谷の合不合の国語。三菜の国語が壊滅的だからというのを差引いても、中堅校を目指す者には難しすぎると思います。文章ながっっ!難易度高っっ!
記述を捨てたとして、頼みの抜き出し問題ですら、文章の長さと難易度の高さゆえ、困難を極めます。

 

ということで、中堅校の入試実戦演習からは大分かけはなれたテストであるように思います。

 

なお、四谷の合不合が悪いと言っているわけではありません。

 

所属するピンキリの子の順位付けの必要もありますし、大手進学塾は営利産業として御三家・上位校により沢山入ってもらうことを目的としているわけですから、それらの学校を目指す子たちにとって納得のいくテストである必要もあると思うのです。

 

 

なお、模試は実戦演習にならないとはいえ、中堅校を目指す者にとってより実戦に近いのは首都圏模試ではあると思います。

 

 

模試は実戦演習ににはならないよの話ついでに、中堅校の中学受験においては、大手進学塾の模試の偏差値に一喜一憂すべきでなかったよ、ということも書き添えておきたいと思います。

 

適正レベルの過去問なら

さて、これが子の適正校レベルの過去問ですと、学校が「このレベルをクリアできる子に来てほしい」と照準を定めているテストになりますから、模試より自分のレベルに「近い」難易度で構成されています。
※もちろんその中での易~難はありますが

 

ということは「捨て問ゾーン」が少ないということ。
ということは「子にとっての100点満点」と「テストにおける100点満点」が近い問題群の中で、問題の取捨選択・時間配分などを考えることができますし、国語・社会にしても問題文の分量や難易度が子のそれにあっているのですから、入試本番の感覚を磨くのに、模試より断然実戦的なのは明らか。

 

指標も明確で実戦向きです。赤本に書いてある合格最低点をクリアしさえすれば合格。
していなければ不合格です。単純明快。

 

こみる心の声
こみる心の声

合格平均点が取れると尚いいよね

持ち偏差値より低い学校の過去問は、試験で踏むべきプロセスの感覚を掴むのに有効

三菜はこの時期持ち偏差値-10ポイントの学校の過去問をといていました。
何故…?についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

ちなみに持ち偏差値より低い学校の過去問は、先のイメージでいうとこんな感じです。

持ち偏差値よりも低い学校の過去問のイメージ

自分の守備範囲のほうが広いかもしれません。

こういった過去問を三菜にやらせたのは、先のブログに書いたような「俺ってイカしてる?」状態にもってく精神的理由がメインでしたが、実は、「優先順位付け・時間配分が『できた』感覚を掴んでおく」のに有効でした。

なんせ余裕があるので、余裕をもって優先づけと時間配分をし、問題をとくことができる。時間を確認して、優先順位の低い問題に手を付ける。試験で踏むべきプロセスを難易度の低い学校の過去問であればしっかり踏ませ、実感させることが出来るのです。

勿論、少し難易度の高い適正校や志望校の過去問を解いてみると、そうはすんなりとはいきません。

ですが、過去問を解き終わった後、三菜に「どういう順番でといたか」「なんでその順番にしたか」「時間配分をどうしたか」などを聞いた感覚で申しますと、優先順位付け・時間配分が『できた』感覚があれば、少し難易度の高い学校の過去問であってもプロセスとしては同じことをすればよいのがわかっているので、試験問題をとく手順・戦略において道に迷うことは少なかったように思いました。

 

そんなわけで、持ち偏差値より低い学校の過去問なんてと侮るなかれ。
中堅校を目指す者にとっては、有効なツールになりえたよ、という話でした。

 

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