塾の場合の宿題。塾なしである場合はその日の課題。
中学受験生がこなす課題は毎日結構あります。
自発的に計画をたててサクサクやる、いわゆる「うちの子、自走してますの」というお子さまをお持ちだと全くお分かりにならないと思いますが、当時の三菜は「で、今日はどれやるのー?」ぐらいのノリでしたので、そもそもやる前から「えー。今日も課題…」と、不貞腐れモードになることもしばしばありました。
ヤル気がない勉強。同じ勉強量でやる気UPするには…?
何故やる気がなくなるのか?…一因は「量(厚み)」に圧倒されるから
三菜が不貞腐れモードに入る原因はさまざまあるのですが、そのひとつがこちら。
基礎トレとしての計算・漢字とことば、算数のテキストと問題集、社会のテキストと問題集をやろうと思うと、これだけの量が机にドーーン!とのることに。
大人でも嫌になる量だわ
そのうち、本日使う分ってどのくらい?
でも、このテキストや問題集のうち、その日使うのって数ページですよね?切り出してみるとこんな感じになります。
こなす量は一緒ですが、どうですか???この違い。なんか…できちゃう気がしません?しますよね???
我が家では、コピー機でコピーしまくり、子の「うえっ、こんなにある、無理ゲー」…の心理的負担を軽減し、勉強にとりかかる前から子とバトルになる事態をある程度回避してました。
でも、これ、親が大変だわ…。
親のひと手間で一石二鳥。バトルも減り、子もやる気。
子とのメンドくさいバトルを繰り広げるのと、コピーをやるのと、どっちが大変か?…と考えると、こみる的には前者の方が圧倒的に大変でしたので、やる価値はあったと思います。
実際、初めてこの作戦を実行したとき、三菜は「え?マジ?これだけ?いいの?」となり、出だし快調。家にSOHOレベルのコピー機があるのが前提ですが、コピー機の扱いに慣れてしまえば週末に翌週分の該当箇所をコピーしまくるだけなので、共働きでも問題なしかと思われます。
ちなみに。
そもそもやる分をコピーしようと思い立ったきっかけは、四谷大塚「計算」の紙質(←紙質問題はこちらにも)。当初は四谷大塚「計算」に直接答えを書き込ませていたのですが、間違えたときに消しゴムで消しにくく鉛筆跡が消えずに子がイラつくことがあったり、問題集自体にそれなりの厚みがあるため進むにつれて開きにくく書きにくそうだったので、その日の分だけコピーしてやらせたことがはじまりでした。
1センチあった問題集がたった1枚に!
このコピー作戦もしばらくたちますと「薄いけど、やっぱりそれなりに時間かかるやんけ」というのが子にも分かってくるのですが、その頃三菜に「コピーした問題集をやるのと問題集を開いてやるのとどっちがいいか」を尋ねたところ、ドドーンと出されるよりは『コピーのほうが勉強の量が少ない気がして断然気分がいい』とのこと。また『やる場所を探さなくていい、やるべきことがコレとコレというのが分かるのがいい』んだそうです。
こみる家は共働きですので、塾なしの時、特に夏休みなどは親が不在の間にある程度やるべきことを進めておいてもらわないといけないのですが、コピーでやるべきものを切り出しておけば、やらなきゃいけなかったのに忘れたということもありませんし(できなかったということはありますが)、個人的にはやってよかったと思っています。
是非、お試しあれ。
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