6年夏休み、塾なし三菜が夏期講習に通わずにやったこと<理科・集中砲火編>です。
計画時に、算数で三菜が集中砲火を浴びる単元は、「てこ、滑車・輪軸」「燃焼や中和に関する計算」です。
親のこみるが赤本をチェックしたところ、
三菜の志望校は、計算させる問題が多かったのよね
算数の集中砲火のエントリー同様、「このレベルで大丈夫か、三菜??」…な内容もあろうかと思いますが、なんせ四谷大塚80偏差値50-55程度の中堅校合格を目指すこみる家です。三菜と同じように苦しんでいる受験生にはヒントになるかもしれません…よ?
理科はやっただけ得点になりやすい
三菜の場合、国語が壊滅的で得点が見込めず、理社の手を抜けなかったという事情もありますが、取り組めば、しかも短時間の取り組みでも、しっかり点数としてかえってきたのが理科でした。
1つの単元を集中してやれば得点になって
それを繰り返すとどんどん得点UPする感覚
今思えば、理科は他の教科から比べると、単元と単元の相関が1番なかった気がいたします(*1)。
理科の単元を覚えている限りザっと書いてみると、生物(植物、動物、人体)・化学(熱、燃焼、水溶液、気体)・地学(川・地層、天気、天体)・物理(力学、音と光、電気)などありますが、例えば水溶液の単元が死ぬほど苦手だとしても、天体の単元が楽勝でその単元がテストに出れば点数になりったり。そういう単元が多い気がするのです。(*2)
ともあれ、三菜の夏は「てこ、滑車・輪軸」「燃焼や中和に関する計算」です。
(*1)三菜が受けた中堅校の過去問からの所感です。上位校や適性試験型入試だと、あらゆる分野が複合的に混ざって問われるような問題もあろうかと思います。
(*2)単元をどう捉えるかですが…地理・歴史・公民それぞれを1つの単元と捉えれば、社会も単元間の結びつきは少ない気もしますが、そもそも「歴史」を短時間のうちに得点源とするのは範囲が広すぎて難しい感がありますし、各時代を1つの単元と捉えますと、1つの時代を集中してやっても時代をまたぐ設問も数多く出ますので(正誤問題など)、単元と単元の結びつきはそれなりにあると思います。
理科の苦手には、スタディサプリ・相馬先生の神授業が効く!
苦手だったら、まずはスタディサプリ。これに尽きます。
理科は相馬英明先生が担当。この先生の授業が秀逸なのです!!!理科が苦手で、相馬先生の授業をスタディサプリで見たことのないお子さんには、ホントに心の底から見てほしいと思います。
テンポがいいです。テンションがいいです。わかりやすいです。
相馬先生の授業を初めて視聴したときの「ナニコレ、すごいんだけど」というゾワゾワ感というか衝撃は忘れられられません。まさに、神、降臨。
語彙が少なくて相馬先生の授業のスゴさを伝えきれないのがもどかしいですが、相馬先生のアツい授業は子供のココロのみならず、親であるこみるのココロも鷲掴み。あまりに面白いので、当時のこみるはついつい三菜と一緒に相馬先生の授業を聞いていました。
中学生になった今でも、三菜と相馬先生の話をすることがあるくらいお世話になりました。
スタディサプリのいいところは、何度でも授業映像を見れるところです。
三菜のスキル「忘却」は数多発動されるのですが、そんな三菜でも「そういえば相馬先生が授業でなんかいってたよね?」…ということで部分的に何度も何度も相馬先生を召喚しました。
ちなみに、夏期講習代わりの集中砲火のターゲットとした物理分野のみならず、どの分野も神の授業、炸裂です。
三菜は、塾なし中学受験生活を通して、スタディサプリ相馬先生の神授業→別の問題集で問題演習→スタディサプリ相馬先生の神授業…という感じで利用していましたが、夏の集中砲火をあびようプロジェクトでも同じような方式で、もれなく活用しました。
スタディサプリは14日間無料トライアルしていますので(*2020年8月調べ)、理科でお悩みの中学受験生は是非試してみてほしいと思います。
注)これほどまでに推してますが、こみるはスタディサプリ及びリクルートの関係者ではありません。
理科の壊滅を救ってくれる救世主、ゴッド・相馬の神授業を胸アツに語るエントリーはこちら
スタディサプリのどこを見ればいいのかわからない!!…という方は、理科の単元と対応表を作成しましたのでこちらをどうぞ。
物理・化学の集中トレーニングは「魔法ワザ」で決まり
はじめに、6年・塾なし三菜の夏の集中トレーニングとして利用し、かつ三菜がやってよかった問題集を紹介してしまいます。こちらの2冊です。
三菜はこの2冊を使って夏の集中トレーニングを行いましたが、算数のエントリーで書きました「三菜専用 問題集」を魔法ワザでも作成し、夏以降も繰り返し演習していきました。
おすすめポイント① 中堅校でも出題されそうな計算問題がたくさん
書籍の紹介欄に “最難関校にたまに出題される、難問や奇問は一切入れない” とある通り、「そうそう、それよく聞かれるけどできないんだよね~」という計算問題・グラフの読み取り問題がギュギュッと集まっている印象。
「理科・計算問題」ですと、例題→練習問題が3題ほど→応用1題となっていることが多く、応用問題は三菜の受験校の赤本のレベル感から推察してやったりやらなかったりでしたが、「難しすぎて解説見てもわかんねーし」というような問題は含まれていなかったと記憶しています。
おすすめポイント② 解説が詳しく、実戦的
単純に解説を詳しくが書いてあるというよりは、問題用紙の余白に数値をどのよう並べて書いて計算していけば良いかが、解説の中でしっかり示されているので、とても実戦的だと思いました。
おすすめポイント③ グラフの読み取りもバッチリに
特に化学分野の計算問題には、①文字情報を読み取ることで成り立つ文章題的計算、②グラフの読み取りが絡む計算と2パターンありますが、上記の2冊をしっかりやることで、どちらのパターンの計算問題にもだいぶ対応できるようになったと思います。
実際、三菜は夏休みの集中砲火で何単元やったか
三菜は進学くらぶでゲットした四谷大塚の夏期講習テキストの問題もやりました。
…が、解説冊子がいかんせん不親切すぎました。まぁ、進学くらぶの動画をみたり、校舎の夏期講習を受けることが前提のテキスト&解答でしょうから仕方ないと思います。難易度は上記の魔法ワザと同じ~+αくらいだった印象。
まとめますと、
◆四谷の夏期講習テキスト…「得意単元を中心に」
◆苦手単元…「相馬先生神授業」+「魔法ワザ」
苦手克服1単元には当初予定の1週間もかけなかったと記憶しております(3日ー4日/単元程度)。ですので、ばね・ふりこ、電熱線・抵抗にも手を出し、当初予定よりも多い4単元ほどに集中砲火をあびせる結果となりました。
おまけ:時間があればやってみたかった「合格トレイン」
三菜は時間切れのため実際使いませんでしたが、時間があればこちらの問題集もやりたかったので、おまけでレビューいたします。
表紙に記載されているように、5年分の過去問から入試によく出る理科の計算問題をひたすら集めた問題集になります。勉強時間がもっとあれば、魔法ワザの問題数だけでは恐らく物足りなくなりましょう。そういった状況でしたら間違いなくやっていた一冊。
ただ、サイズがA5、紙面には所狭しと問題や図表が詰まっていますので、こみるが使用する場合にはやはりコピーしてルーズリーフに貼り付け、計算等のスペースをとった状態で使用させると思います。
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