【中堅校の塾なし中学受験】親のイライラをどうするか?ーメンタルキープについて

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中学受験よもやま話
私の心は荒れ模様(少年時代・改)
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子が約束を守らない、あるいは子供がチンケな成績をとってきたことに対し、モワモワと出てきてしまう平穏とは言えない感情。激昂する親の言動を指す「島津る」は、この言葉を知らない親御さんはいらっしゃらないのではないかと思うくらい中学受験界隈における有名ワードの1つとなっていますが、声の大小や高低こそあれ「島津った」「島津りかけた」あるいは「島津る感情がめばえた」ことのない親はいないのではないか?という気もいたします。

数名の方から「komiruは子の勉強をみたり教えていてイライラしなかったのか?」と個別に質問いただいたことがあるのですが、結論から言うと、それはもう、しょっちゅうイライラしました

イライラごときで済めばいい方でした。三菜がいまだに言いますが、フリクションを思いっきり本棚に向けて投げつけて折ったことがありましたね、そういえば。予習シリーズもルーズリーフも、投げましたね。拾いましたけど。

本日は、そんな親のイライラを治めるためのそもそもの工夫はあったか?効果的だった気がしてるメンタルキープ策などを中心に、そもそもイライラしたり怒ったりしてはいけないのか?なども考えながら、子供に対する今の自分の対応についても自戒を込めつつ、徒然なるままにまいります。

あ、いつもの謳い文句になりますが、こんなものは子による、人による、家庭による、のです。正解なんてあってたまるか。

母の心を穏やかにするための「考え方の工夫」※なお、一例

できることなら誰しも子供に対して穏やかで仏のような心でありたいと思うもの。

komiruは一体、何にイライラする(した)ことが多いのか?…と考えてみると、まぁ色々・いろいろ・イロイロあるのですが、大まかには

① 本人と相談し本人が納得の上で(*多分)取り決めたハズの『お約束』が守られてなかったと
② 無念!勉強の成果が出なかったとき
の2つだった気がします。「大人のクセにそんな話で感情がブレるお前が子供じみているのだ、精神を鍛え直せ」と言われれば、もうそれ、おっしゃる通りなのでぐうのねも出ないのですが。

取り決めたハズの約束が守れないことへのイライラを考える

お子たちって、守らなくてはいけないお約束が多すぎやしないか

ここで巷の怒れるマザーたちの理想の一日を思い描いてみましょう。

朝は決められた時間に目覚ましとともに起き、シャキシャキと支度。朝勉に取り組んだのち、学校に行ってきます!ー帰宅後、手洗いうがい。着替えをし、洗い物は洗濯カゴへ。お便りはテーブルに出し、事務的な連絡事項を自発的に親に伝達。水筒、時にお弁当・体操着といったものを遅滞なく出す。「今日こんなことがあったよ」という微笑ましいやりとり。おやつを食べしばしの休憩後、自ら机に向かう。母は菩薩のように微笑んでいる。気分転換は適宜、長すぎない。お風呂に入り、10時には就寝。おやすみなさい!

こみる心の声
こみる心の声

そんな子、おらんでしょ!?

いらっしゃるとは思いますが、どこにいるんでしょうね。では、折角なので我が家例を。

朝、目覚ましが鳴るが起きない。当の本人は起こしにきた母に毒づく。「あー、めんどくさい」などと朝から文句。チンタラ準備をするので朝勉どころか学校に間に合うのか微妙に。夕方、学校から帰ってバババッと脱ぎ散らした汗の染み込んだシャツや臭い靴下を、会社から帰宅後の母が発見。今日何があったの?の声かけに「別に」「特にない」とか言う。You Tubeで平成フラミンゴなどを見ていて笑ってるが、なかなか机に向かわない。業を煮やしたマザーが「今日はどういう予定で過ごす?」と問う。「えー?…20時からかな」ー20時の針がてっぺんを通り過ぎたが腰が上がる気配はない。「もう8時だよ。やるって自分で決めたよね?」「…(仕方なく去る)」。机での様子を見ると、チョイチョイ休んでる。休憩が多すぎやしないか?そうこうするうちに、もう風呂の時間だ。風呂はやたら長い。いや、長すぎやしないか?ー次の日の朝。「あ、水筒…」「あ、お弁当…」「あ、おたよりあった…今日までだ」「あ、XX持ってくの今日だった…」(以降、般若

こみる心の声
こみる心の声

ほど遠いです

中学受験は期間限定。お勉強がらみのお約束「以外」は、極力削ぎ落としてみた

あんなに話し合って「そうする」って決めたのに。「よし、明日からやるよ」って言ったのに。舌の根も乾かぬうちにこの惨状。ムカつきますね?般若になりますね?

まぁ、でもよく考えてみてください。子も色々忙しいんです。小さい体でやることいっぱいあって、頭もいっぱい、胸もいっぱい。フルスロットルの脳を少しは休ませたいんです。だから約束したところで、どれもこれもなんて守れないんですよ、多分。

さて、極論で我が子のキャパ的にお約束は1個しか守れないとした場合、komiruは「言われなくてもお手紙や水筒を出すこと」と「勉強をすること」どちらを三菜にやってほしいのかしら?と考えました。

チビの場合は発達のことを総合的に考えると、生活に最低限必要なことを少しずつ学んでいかねばならないタイプなので、明らかに前者。一方三菜の場合、生きるために最低限必要なことは「どうにかしなければならなくなったら、後でどうにかなる」ような気がしました。

こみる心の声
こみる心の声

お手伝いをする子はなんとやらという研究結果もあるっていうよ

余談ですが、なぜかKomiruは殆ど、いや全くお手伝いしないパッパラパーな環境で育ってしまいましたが、大学で一人暮らしをはじめたら、大変だった生活上の諸々もいつの間にかなんとかなり、今では家事を一手に担うワンオペマザーに大成長。

ワンオペのよしあしはさておき、中学受験の勉強は期限付きで今だけしかできない。浪人できる大学受験とは違うのです。ならば、本来ならばやってほしいと思っている生活上のあれやこれやのうち、勉強に差し障りのない部分ー水筒出すとかカゴに洗濯物入れるとかおたよりを出すとかーをやらなくても不問でいいんじゃない?

こみる心の声
こみる心の声

いやー、違うっしょ。生活態度をきちんとするのは基本オブ基本よ?…そんなのができてないような子は受験勉強する資格なくない?

そう考える方も勿論沢山いらっしゃると思います。まぁ、お約束は家庭により譲れないところも違ってきて当然。

違って当然なので、「勉強に直接的に差し障りがない部分の生活態度は不問!」っていうのがあってもいいんじゃないでしょうかね。…ということで、我が家の場合「中学受験が終わるまで」の時限立法的に、お約束を4つ!に絞りました。

<これだけは守ろうぜ!我が家のきまり>
① 勉強の時は姿勢を良くする
② 鉛筆の持ち方をヘタレない
③ 親への口のきき方(特に親塾時)
④(机で)目がかゆい時は昼寝をする
※番外編※:息抜きの時間は意識しろ
我が家は塾なしだったのでこんな感じですが、通塾組だとまた違ったお約束になりそうです。また、おうちによっては別に鉛筆の持ち方などどうだってよろしいがな、というところもあるでしょうね。何でもいいのですが、ポイントは「削ぎ落としてみた」ということです。
こみる心の声
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勉強の心得しか書いてない!!水筒とかお手紙とかもういいんだ…?

もうね、受験が終わるまでは上げ膳据え膳でいいではないですか。お手紙?親がランドセルから勝手に出せばよろしいではないか。秒で引っ張り出せますよ。脱ぎちらし?拾い集めてやろうではないですか。自分で起きれない?起きるまで叩き起こせばいいではないか。めんどくさいけど。

例えば休憩時間。自分で言った時間を守らない?子供なんてそんなもんです。まだ経験値はたったの10年。なんなら40数年も生きてる親の私も、いつも守るとは限りませんロボットじゃねぇのだ。酒も入れば「もうすぐ帰るよ」なんていって早1時間経過とかザラ。

こみる 心の声
こみる 心の声

「もうすぐ」の定義とは…

とはいえ時間は有限だから勉強やってもらわねば。ならば親がシレッと誘導して勉強にもっていくようにすればよくね?だるまさんが転んだよ、で連れてく?…上等じゃないですか。アソビを自発的にやめれなくたっていいんです。受験が終わったら、だんだんできるようになればいいと割り切りモード。

なお、「己は一体何分or何時間アソビにかけてるのか?…の時間を意識しろ」は言いました。それが囲みの中の番外編「休憩時間は意識しろ」です。

…本当はできたほうがいいんですよ、全部。でも、うちの子、キャパがそんなにないんです。

 

我が家の4つのお約束の理由と、お約束が守れない時どうするか

ちなみに4つのお約束はどうしてそれなのか。

「姿勢」は、目や健康のため。「鉛筆」は、そんな気がねぇヤツはむしろ勉強などやらなくてよろしいと思うから。「口のきき方」は、勉強しているときだけは親ではなく先生である。先生にはなめた口きかないよな?おん?…という理由から。

なお、これらがヘタレてる場合はまず勉強させないことに。勉強の途中でこれらが生じた時には、中止です。

こみる心の声
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あのぅ…昼寝をするって書いてありますけど、何ですか?コレ。

三菜はどう見ても眠そうな時、勉強の効率も下がるので「とりま、一旦寝なさいな」と言うと、絶対「寝ない。眠くない」と意地を張るのです。とっとと寝ておけばいいものを、なぜ抗うのか…本当に不思議。ということでお約束に加えられてました。なお、あまりに何度も「ほら眠いじゃないか」と言われるので、自分でも戒めのために付箋に書いて貼っていた三菜さん。

大体目をこすりはじめるのがサインでした。

…などということを申しますと、「勉強してるだけでエラいじゃない。姿勢や鉛筆の持ち方などどうでもよろしいがな?」というご意見もありましょう。そう決めるなら、そうだって良いと思うのです。

どこのお子さんもそうだとは限りませんが、我が家ケースにおいては、三菜の姿勢が悪い時や鉛筆の持ち方がへたれてる時は大抵「やる気がない時」。机に座って目がかゆいと言っているときは大抵「眠い時」…と相場が決まっていました。これは長年の付き合いでわかるのです。こんなときは勉強したって効果が薄く時間の無駄。欲張って一旦中止としない場合はどうなるか?もう、展開は明白。三菜不貞腐れる→komiru雷を落とす、以上です。よって一旦中止。あくまで「我が家においては」そういう取り決めでした。

こみる 心の声
こみる 心の声

あ、親塾の時ね。komiruが仕事で家にいない間は、監視の目がないのでノーカウント

ヘタレゆえ勉強を中止して何してたか、ですが、今思えば以下の4つ。

① 比較的短時間で終わるボードゲーム

komiru家はそもそもボドゲ好きでよく家族でやるのですが、勉強の切り替え、ヘタレからの回復として使っていたゲームは場合は比較的短時間で終わるものを選んでました。色々ありますが、絶賛オススメは「クアルト」。短時間で終わるけれど、意外と頭使いますよ。

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② 1分間限定!何も見ないで描いてみようぜ ゲーム

これは紙と鉛筆があればすぐできちゃううえに、短時間で大笑い!の気分転換まで完結するので、おすすめ。詳細は以下のツイートをどうぞ。

我が家で大爆笑だったお題は、下記のザビエル、スネ夫、ラピュタのロボット、アライグマ、アルパカetc。描けそうで描けない、思い出せそうで思い出せない感じのお題のセレクトが肝。

③ Switchなどのゲーム(*時間が読めるソフトに限る)

Switchなどのゲームもしました。ただし電子系を利用する場合、選ぶソフトと遊ぶ時間については「コツ」があると思うので、それは別記事に譲ります。こみる家は禁止はせず、制限して上手く使うスタンスでした。

 

 

成績にまつわるイライラを考える

素点が上がった、下がった。偏差値が上がった、下がった。結果に対してイライラすべきではないのはわかっちゃいるけれど、だがしかし。どうしても感情の起伏が激しくなってしまう、という方も多いのではないかと推察します。

これについては、過去記事にまとめたのでこちらをどうぞ。

 

 

記事に書いたことを総括すると…

テストの種別や時期にもよりますが、「母集団の立ち位置の確認」も「テスト前までの”本人の”理解度の確認」もぜーんぶ一緒くたに考えるから諸々おかしな展開になるんであって、必要に応じて指標を分けて考えればよいのではと思料。

素点:
テストの満点に対して自分の子が何点とれたのか、ではない。まずは「我が子がテスト前に説明出来る程できていた問題(類似問題含む)」の合計をその子の満点として考える(絶対評価)

「ふーん、やり方わかった」くらいじゃ飲み込み悪目の場合得点してきませんからね。その問題は三菜にとって点の取れない問題。テストを受ける時点で「子が説明できるくらいまでできていた問題は全部で40点分あった」なら、それはその子にとって40点満点のテストなんです。だったら、30点だってすごいことじゃない?

では、偏差値や正答率はどうするか。

偏差値(相対評価):
単なる立ち位置。最終的なゴールに向けて何をどれだけどうすればいいか考えるための指標と割り切って使う。具体的には1ポイントは何点に換算することができるか考え、設問があとどれだけとれればよいのか、そのためには「説明できる」ところまで昇華させる問題数をどのくらいまで増やせば良いのかを、子の状況に応じて考える。
正答率(他人の回答があっての数字):
受験本番までに「今後サラリと解ける問題に昇華したほうがいい問題とその量の目安」として、親が戦略上淡々と把握する。

絶対評価と相対評価を親の頭の中でうまく使い分ければ、イライラや一喜一憂、そこそこ減りますので、一度、お試しを。

 

そうは言っても、とにかくイライラしますよ?ー今思えば効果的だった「かもしれない」こみる的メンタル策を列挙してみる

守らなくてはいけない約束を削ろうと、成績について「100点満点のテストではなく、本人の仕上がり具合を見て70点満点のテストと考える」と考え方を工夫しようと、「とはいえ、とはいえ!」…なのです。

こちとら数十年海千山千やっております大人。対する子供たちはまだ生まれて10年たったかな?くらいの若造です。こういうときはこうするよね?何でやらないの?的なイライラ要素はごまんとあるので、中学受験生の親たるもの、実はイライラするのが使命なのかもしれないとすら思えます。

例えば、冒頭に書いた「フリクションを投げつけて壊した」一件は親への口の利き方がトンデモだったため。まぁ、トンデモくらいで投げつけるのはいかがなのものかという話はご尤もなのですが、そこに至るまでにチリツモとなった諸々が爆発して「はぁ???」となり投げつけてしまったのです。

こみる心の声
こみる心の声

チリツモ。わかる…わかりますぞ

チリが積もらないように全て取り除く…ことはできないかもしれないけれど、少しでもチリを追いやることができるのであれば、爆発に至る可能性が減らせるのではないか。そんな母の心の「チリ」を消滅させるために「勉強にまつわる考え方の工夫以外」でkomiruが当時やっていて効果があった…ような気がすることを羅列してみますよ。

こんなものはとにかく思いついたら吉日生活。手当たり次第、やってみればいいのです。「あの本に書いてあった方法ができない私なんてダメ母だわ…」などと思う必要もなし。お母さんのメンタル策だって、トライアンドエラーです。

親塾するなら、騙されたと思って「ホワイトボード」。

これは親塾をせざるを得なかった我が家特有の問題ですが、子との物理的距離が近いとどういうわけかイライラが募り、険悪ムードになりがちです。ですので、算数や理科などで解説する必要がある場合、ホワイトボードで距離を保つのは大変効果がありました

物理的距離を保つのがミソだと思うので、壁掛けでも脚付きでも、なんなら壁に模造紙でもなんでもいいと思います。

ホワイトボードがやってくるまでは、「机の隣に陣取る親があれこれ言う⇒子が不貞腐れる⇒親がイラっとする⇒子が益々不貞腐れる⇒時には雷も落ち、時には予習シリーズが宙を舞う⇒寝る頃には家全体が険悪ムード」というお決まりコースが多かった我が家ですが、ホワイトボードが来てからは、かなりその事象は減少。

詳しくはこちらの記事をお読みくださいませ。ホワイトボードを使うのに便利なグッズ、消えないじゃん!となった時の対策などもおりまぜておりますよ。

 

 

アルコールやお食事・スイーツなどのご褒美アイテムを摂取すること。

わたくしKomiruは「酒の一滴は血の一滴」をモットーに生きている「大」がつく酒呑みです。だからということもないのですが、やはりシラフで勉強をみるより少々酒を飲んで勉強をみたほうがおおらかなココロで過ごせるのは間違いありませんでした。

ですので、運転などの事情がない限り、1に晩酌2に晩酌。

仕事をしているとイライラすることもありましょう。また、ご近所さんと上っ面の会話・腹の探り合い・処世術の総決算みたいな会話をしておりますと、もうHP壊滅。外のイライラを家庭に持ち込むな、とは申しますが外面のKomiruも内に見せるKomiruも同じ人間なんですから、玄関をくぐった瞬間に急に変わろうと思っても変われないもの。そんな時も晩酌は功を奏しました。

こみる心の声
こみる心の声

なんかさー、酒の力に頼るなんてサイテー

何とでもおっしゃい。毎晩酩酊してるわけではありませんよ。気分良く子と接しているのです。

まぁ、酒でなくてもいいと思うのです。スイーツでも。お取り寄せでも。マザーたる我にアゲアゲになる「ご褒美」的アイテムを与えるのは吉に働くこと間違いなし。健診に引っかからない程度にどんどん摂取しましょう。

休憩時間は自分も徹底的に遊び、子と受験以外の話をすること。

クイズBBA。

本ブログをご覧になったことのある方は聞き覚えのあるワードかと思いますが、こみるは、ご飯の時・お風呂に入ってるとき・歯磨きしているとき・車で移動しているとき・学校に出かける前などの「隙」を見つけては社会に関するクイズをしつこく出しまくるクイズBBAでした。

こみる心の声
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「中学受験の子を持つマザーたるもの、スキマ時間にクイズBBAたれ」みたいな?

 

 

ですが、ひとたび「休憩時間」を設定したら、徹底的に遊ぶことにしてました。

我が家の場合、ボドゲ―やswitch、公園。コロナでなかったので、1時間こっきり勝負!でカラオケにも行きました。

で、遊ぶ時は親も全力で遊ぶ。

…Komiruは同じことをずっと考え、うだうだして気分転換できず、夜中に旦那に「それってよくない」と怒られたことが多数。そんなときにこの「全力で遊ぶ」。一見親のメンタルには関係ない気もしますが、子と一緒に全力で遊んで、いろいろ話して、さあやろう!!…というマインドに持っていけるので、実は子ばかりでなく親のメンタルキープにも一役かっていたと思います。

日曜日、車でちょび近所ではない公園に行って凧揚げでもする。あえて一緒に出かけてマック買って帰ってくる。…移動含め1時間くらいで親も子もリフレッシュするものです。

難関校を目指す組は知りませんが、中堅校を目指す組の勉強は、誤解を恐れずに言えば正直やった時間じゃない、密度だった感もあります。うだうだ篭りっぱなしで薄っぺらい勉強やってどうすんの。親子ともどもメンタル潰れるより、数倍吉、と思料。

仕事(趣味でも)など「中学受験」以外の時間を意識して作ること。

私の場合、日中は仕事で外に出てましたので、四六時中受験のために頭を使うことがなかったのですが、実は「煮詰まりにくい」という意味で良かったのかなと思ってます。

お仕事されてない場合はそうもいきませんし、コロナの折なかなか仕事でもないと外に出てというのは難しいのかもしれません。ーでも、何でもいいと思うのです。3食に関係ないお料理とか。ドラマ見るとか。筋トレするとか。本や漫画読むとか。ゲームするとか。手芸をするとか。日中これと決めて家事とも受験とも全く違うことに没頭する時間を数時間作るのも良い気がします。

子は日中小学校に行きますよね。それと同じで「受験」から離れる時間は親も必要な気がします。

仕事と同様、ドライな思考をもってみる。

あとは、中学受験を「期間限定のプロジェクト」と捉えて、ちょっと仕事と割り切る感じ?ですかね。思考回路が幼くチンケな結果ばかりもってくるチームメンバーをもつプロマネ/もしくはそんなチームメンバーのメンターみたいな感覚をもつといえばいいでしょうか。

会社で毎日青くなったり赤くなったりして感情爆発させてる人ってそんなに見ないのですが、やはり多少「他人感」があるからなのではと思います。ただ、本件は他人ではなく「我が子」だし、相手がそういうロールとは思ってくれないのでなかなか難しいのですが、多少なりとも「これは仕事」と割り切る感じがつかめると、課題やテストの結果・三菜の状況を粛々とみて、じゃあ次どうしようかというPDCAがまわしやすくなる感じはしました。

(パートナーがいる場合)できればパートナーとの役割分担をしっかりしておくこと。

我が家における役割分担というかパートナーとのお約束は主に2つ。

主人が三菜に徹底的にやさしくする。一緒に怒らない。

ここは話し合いでそう決めてました。

いや、最初は「どうやって感情的にならないようにするか」を考えていた時期もあったんですが、やはり全面的に三菜の勉強をみているKomiruの方がなんだかんだ思い入れが強くなって感情的になりやすく、時に怒っちゃうものはある程度仕方ない、という結論に。なので、ヒール担当:Komiru、ベビーフェイス担当:三菜父、、みたいな。悪役で、チョビ悔しい笑。

ちなみに、三菜に「かあちゃんはあんなこと言ってたけどホントはこういう気持ちなんじゃないのかな」なんてことを言ってもらうなど、フォローしてもらったりもしました。

あともう一つは、

三菜の目の前で、夫がKomiruにダメ出しをしない。
これの徹底。
そりゃKomiruがダメなところはいっぱいあります。三菜・父が客観的にみていて、何か物申したくなることもたくさんありましょう。だけど、三菜の目の前で「今はそれ言わなくていいんじゃないの」とか「それは今やらなくていいんじゃないの」といった類をゴイゴイ言ってもらっては「えー、母ちゃんの言うことはどうせ父ちゃんがやらなくてもいいっていうかもしれないし、きかなくてもいいんじゃね?」となり、あとあと困るのです。ですので、これらは子が夜寝静まった後、言ってもらうことにしてました。

時々、手ばなしでひたすら褒めまくってくれる人を頼ること。

褒められて嬉しくない人はいないというもの。「褒められる」ことは子の精神衛生上欠かせない要素だと思っています。

親が子を褒めるのもいいんですよ。ただ親と子は関係性があまりに近い故「急に手ばなしで褒めまくってもらってもしらじらしい感が満載」というか、かえって嫌味のように聞こえたり、ときに険悪ムードにもなる。…ということを考えると、やはり第三者のジジババによる純粋な「褒めまくり」にはかないません。

注)ご家庭の事情によりジジババとそのような関係値にはないと言う方もおられると思いますが、仲良しの叔母さんでもいつも来てくれるお姉さんでも誰でもよく、そういった「近しい第三者」の一例としてジジババを挙げております。

三菜は6年の夏休みもジジババの家に行きましたし、秋冬のコンクール時はジジババが遊びに来たりしました。受験年ですがね。「そんな時間はない、勉強の時間がなくなってしまう」とお思いのむきもありましょうが、ジジババの無償の愛は子の精神衛生上良いことしかないといっても過言ではないのです。家で煮詰まって生産性なく勉強するよりも断然お得と思料。ジジババには実家でぷーぷー昼寝ばかりしてないで、孫をアゲアゲにするために一肌脱いでいただきましょう。

具体的には、時々勉強してるテキストを覗き見したりしてもらい「ほお〜、三菜ちゃん、こーんな難しいことやってんの。すごいねぇ〜」と褒めてもらうのです。あるいは本当に解いて「ええ?そういうふうにやるの?ほぉ、考えつかないねぇ、すごいねぇ」と褒めてもらう。

うちのジジババは中学受験の経験もないので心の底から本気モードで感心していましたが、中学受験の心得のあるジジババだとそうはいかないケースもあるかもしれません。それでも「自分の時はこんな難しいの解いてなかったねぇ、○○ちゃんはすごいねぇ、頑張ってるんだねぇ」と言ってもらえばいいのです。実際、大昔の御三家の問題が現在の中堅校の問題と耳にすることもありますから、あながち嘘ではないはず。

え?ジジババが御三家出身でスラスラ解けちゃうって?そこは手を回してそういってもらいましょう。可愛い孫のためです。ジジババが鼻高々になってどうすんの。

 

子が小さい頃の写真を見ること。

我が子がオギャーと生まれた瞬間に「さ、生まれた。偏差値○の学校に入れるために毎日しっかり勉強させて」と妄想する親っているんですかね?

生まれてフェイフェイ泣いてる子をみて「生まれてきてくれてありがとう」とか「健康で元気に育ちますように」と願う方が中学受験界隈では大半なのでは。少なくともKomiruは「ああ、この子が健康で元気に育ってくれるならこんなに幸せなことはない」と思いました。

 

ところがどっこーい!

 

子が1cm、また1cmと大きくなるにつれて、「これができるようになった!」「ではこれは?」「これは難しいかしら」「もう少しがんばってやってみたら?」「なんでこんなにできないの!?」…とどんどん要求はエスカレート。

健康を願うどころか、睡眠不足をおして勉強してた、とかね。あの時、ただただ元気に育つことを純粋に願ったお母ちゃんは一体どこへいってしまったのでしょう。人間とは欲深いものです。

こみる心の声
こみる心の声

強欲ジジイとババアは、舌切り雀でも花咲かじいさんでもおむすびころりんでもトンデモ顛末よ

…だから、ときどき三菜の小さい時の写真を眺めては泣いたりしてました。この私が!!!

あの頃はただ、笑ってくれてるだけで幸せだった。
いつからこんなことになっちゃったんだろう?

何のために中学受験してるんだっけ?
三菜が楽しく元気に自分らしく過ごすための手立てを考えてのことじゃない?
私は何のためにこんなにイライラしてるんだっけ?

原点に帰るのは、私にとっては大事なことでした。

 

そもそもイライラしたり怒ったりしてはいけないのか?

さて、ここまでイライラの軽減やメンタルキープで功を奏したことなどあげてまいりましたが、そもそも受験期に親は1ミリたりともイライラしたり怒ったりしてはいけないのでしょうか?

 

「女優になれ」

 

ー某漫画で脚光を浴びたこの言葉は、もはや受験マザーが守るべき絶対的指針のようになっておりますが、個人的にはこの言葉を目にするたびに少々違和感を感じていました。

そりゃぁ、仏の心 ー心の底から仏の心になれなくても般若をしっかり隠して女優になれたらサイコーです。でも、そういった感情を押し殺して女優にならないと本当に中学受験は乗り切れないのでしょうか?

個人的には、家族のありかた・お互いの関係性・個々人の性格・それまで歩んできた歴史など、家族に関するあらゆる要素によりだいぶ違ってくるのでは、と思っています。

例えばドラえもんの剛田家におけるジャイアンとお母ちゃん。例えばエヴァンゲリオンの碇家におけるシンジと父。入試直前にそれぞれの親が「そんなことならもう受験なんかするな、やめちまえ!」と同じ言葉を同じタイミングで発したとしても、その場に漂う空気感や、ジャイアンとシンジの受け止め方はまるで違うと思うのです。

こみる 心の声
こみる 心の声

ジャイアンのお母ちゃんが女優になって黙って微笑んでいたら、ジャイアン的にはかえって身の毛がよだつほど恐怖かもしれない…気持ち悪いぜ

なので、一般論として「特に直前期には女優」…はそれはそうなんでしょうけど、等身大で言いたいこと言ってぶつかることがあったって別にいいのではーそれもまた、家族のあり方だと思うのです。

こみる心の声
こみる心の声

あ、定常的に暴言を吐いたり子を潰すようなことを言っても良いと言ってるんじゃないですよ

その家族が子と10年近く歩んできた歴史や、受け止める子の性格や、お互いの関係値や、ここまで言ったらどうなるの肌感は、その家族でしか分からないのだから、他人が外野からどうこう言えるもんではなく、一様に「女優になれ」は、さしずめ「大きなお世話」だと思料。

だから「無理して女優」して引き攣った笑顔を作っているんだったら、別に女優にならなくてもいいんじゃないのかな、と個人的にはおもいます。

それに、正解がないのが子育ての世界じゃない?正解が1つなら今頃どこの家庭もみんなキンタロ飴みたいにうまくいってるはず。だけどそうじゃないもんね。

いろんな話に耳を傾けるのは1つの考えに固執しないためにもいいことだと思うので、いろいろな意見を見聞きして、我が家流の正解かな?と思うところを自信を持ってゴーイングマイウェイすればいいんじゃないですかね、と思う次第。

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